勉強法

資格受験を決めたら勉強を始める前にやるべきこと



新しいことを始めるのはワクワクするものです。それは資格の勉強にも同じことがいえますが、試験の合格率をあげるためには、勉強を始める前にしておくべきことがあるのです。今回は「資格試験の勉強前にやるべきこと」について解説します。

 

資格試験の勉強前にやっておくべきこととは?

「資格が取りたい」と思い立ってすぐ勉強を始めることは、決して悪いことではありません。
しかしやみくもに勉強を始めても、「どのぐらい勉強すればよいのか」という基準が分からないままではやる気も起こりにくく、なかなか結果を出すことができません。
まずは以下のような準備をおこない、計画を立ててから勉強を始めましょう。

資格に関する情報収集

勉強を始める前に、資格試験がいつ・どのような頻度でおこなわれるのか、合格率は何%なのか、試験方法や受験資格といったことと合わせて調べておきましょう。特に「試験の日程」は、勉強のスケジュールを立てるうえでとても重要になりますので、しっかりと調べておくことが大切です。

また、資格試験の難易度を計るには「合格率」「受験者の年代」をチェックするのもポイントです。
合格率が低い試験や働き盛りの30代以降の合格率が低い資格は、難易度が高いといえます。その場合は勉強時間を長めに取って対策する必要があるでしょう。

テキストを用意する

情報収集を終えたら、資格の勉強に使うテキストを用意しましょう。できれば新品のテキストを用意すると、勉強のやる気が出やすくなります。

また、試験対策に欠かせないのが「過去問題集」や「アプリ」の活用です。過去問題集はおもに自宅や図書館などの室内で、解説や練習問題などで少しずつ知識を身に付けていくのに使用します。
アプリは通勤・通学中などの外出時に復習用として利用すれば、知識・記憶の定着に役立ちますよ。
どちらかに偏るのではなく、両方をバランスよく利用して学習を進めていきましょう。

目標達成までのスケジュールを考える

資格の種類によっては出題範囲がとても幅広く、少し勉強しただけではなかなか覚えられないものです。目標を達成するには、勉強のペース配分をしっかりと考えることが重要です。

例えば資格試験が半年後であれば、最初の1~3ヶ月はテキストを読みながら知識を増やし、過去問題集をひと通り解く。3~5ヶ月目は過去問題集を繰り返し解きながら、しっかりと知識を定着させる、といった具合です。
余裕を持って試験に臨むためにも、1ヵ月前までには合格ラインの実力を達成できるように、勉強のペース配分を考えましょう。

資格取得のためには「勉強法」を学ぶことも大切

資格取得のためには、むやみに勉強を進めていくのではなく、勉強の効率をアップさせる「勉強法」を知っておくのも大切です。効率よく勉強できる方法や、勉強のやる気を出す方法を知っておけば、より効果的に勉強を進めることができます。

勉強法に関する情報は、書籍を読んだりネットで調べたりすれば知ることができます。
勉強の事前準備としてはもちろん、勉強の効果を高めたいときや、勉強に行き詰まったときなどにも参考にしてみてくださいね。

勉強には準備も大事! 資格試験の合格を目指そう!


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資格を取得するには、勉強量や方法、ペース配分などをしっかりと考えて実行する必要があります。勉強前に準備をしておけば、計画的に学習を進めることができますよ。
また、勉強計画をしっかり立てるとモチベーションの維持にも効果的です。事前にやるべきことをおこない、合格への道筋を築いていきましょう!

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
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