勉強法

時間帯によって勉強すべき内容が異なる? 「時間別勉強法」のやり方


20210118

勉強になかなか集中できないとお悩みの人は、時間別勉強法を試してみてはいかがでしょうか。
時間別勉強法とは、その名の通り時間帯によって勉強する内容を変えることをいいます。時間や状況に合わせて学習内容を変化させればメリハリがつきやすくなり、学習の効率が高まるのです。
ここでは時間帯に合わせて学習内容を変化させる勉強法についてご紹介いたします。

 

夜におすすめの勉強法とは

睡眠中には記憶が整理されるといわれます。そのため、夜には暗記を中心とした学習に取り組むのがおすすめです。項目を暗記するような内容に重点を置いて勉強を進めてみましょう。
ただし、睡眠時間を削って勉強をすると能率が悪くなりますし、十分な睡眠ができなければ記憶の整理も不十分になり定着しにくくなります。適度な時間まで勉強をしたら、ぐっすり眠るようにしましょう。
勉強後にスマホを見たりゲームをしたりせずすぐ眠るようにすれば、インプットした情報が睡眠中に整理されやすくなります。

朝におすすめの勉強法とは

朝の時間は、夜にインプットした情報をアウトプットする作業に充てたいものです。
前の日の記憶が睡眠中に整理されてクリアな状態になっている朝の時間には、思考力を使って問題を解く学習をしてみましょう。朝に計算問題を解くなどして脳を活性化させるのもおすすめです。
仕事に出かける前の勉強には、時間的な制約がかかります。「○時までに勉強をしたあとに準備をして家を出なければ」という制約は締め切り効果のようなものになるため、集中力が高まりやすくなります。集中して勉強をしたいのなら、朝の時間を有効活用してみましょう。

昼におすすめの勉強法とは

昼間は周囲の人とコミュニケーションを取ったり用事に追われたりと忙しく、集中力やモチベーションが上がりにくい日もあると思います。
集中力ややる気がないときには、とにかくテキストや問題集に取りかかってみましょう。やる気がないときでもとにかく勉強をするようにすれば、次第にモチベーションは高まっていくものです。
また、昼食を食べたあとに眠気でやる気がなくなってしまうことにお悩みの方もいると思います。食後には血糖値が上昇するため、体内の血糖値を下げるためにインスリンの分泌が起こり、脳の栄養が足りなくなるため眠くなってしまうのです。
眠くなったときには、思い切って短時間の仮眠や休憩(シエスタ)をとってみましょう。机に伏したり椅子に背を預けたりして15分程度目を閉じて休めば、疲れが取れてスッキリとリフレッシュできます。


3-2

勉強の能率アップを目指したい方やメリハリをつけて学習したい方には時間別勉強法がおすすめです。
暗記に向いている時間帯やアウトプットに向いている時間帯など、やるべき勉強の方法は時間に応じて変化します。人間の脳の特徴を生かし、時間を有効活用しながら上手に勉強を続けてみてくださいね。

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