
土地家屋調査士試験の記述式では、知識があっても「計算に時間がかかる」「作図まで終わらない」と悩む方も少なくありません。
午後の部では、多肢択一式20問に加えて、土地と建物の記述式2問が出題されます。
記述式では、問題文や資料から必要な情報を読み取り、計算や登記申請書の作成、作図などを行う必要があります。択一式とは異なり、知識を覚えるだけでは対応しにくいため、実際に手を動かして解く練習が重要です。
この記事では、土地家屋調査士試験の記述式で得点力を伸ばすための勉強法を解説します。
目次
土地家屋調査士試験の記述式では何が問われる?
午後の記述式では、土地に関する問題と建物に関する問題が1問ずつ出題されます。過去の本試験では、登記申請書の作成だけでなく、座標などを用いた計算や地積測量図・建物図面等の作成も求められています。
択一式では選択肢から正解を判断しますが、記述式では問題文から必要な情報を抽出し、自分で計算・判断して答案を完成させなければなりません。
そのため、知識の理解に加えて、計算や作図を正確に行う技能と、一定の手順で問題を処理する力が必要です。
記述式で得点力を高める勉強法

まずは解答までの「型」を身につける
記述式対策を始めたばかりの段階では、いきなり速さを求めるよりも、問題文の読み取りから計算、申請書作成、作図までの手順を身につけることを優先しましょう。
毎回違う方法で解いていると、判断に迷う時間が増え、ミスも起こりやすくなります。どの情報を確認し、どの順番で処理するのかを決め、同じ手順で繰り返し練習することが大切です。
東京法経学院の合格体験記でも、記述式について、申請書・作図・求積などを体系的に学び、その後アウトプットを繰り返したことで安定度が高まったという体験が紹介されています。
【土地家屋調査士 合格体験記】司法書士の私が土地家屋調査士試験に合格した勉強法
計算と作図は実際に手を動かして練習する
計算方法や作図手順は、解説を読むだけでは身につきにくい部分です。
関数電卓の操作や座標計算、定規を使った作図などは、繰り返し手を動かして練習しましょう。正解できなかったときは、知識が不足していたのか、計算を間違えたのか、作図の手順に問題があったのかまで確認すると、改善点が見つけやすくなります。
過去問は答案を最後まで作成する
過去問演習では、問題を読んで解き方が分かったところで終わらせず、実際に答案を完成させるところまで取り組みましょう。
記述式は問題文や資料の量も多いため、何度も読み返していると時間を消費します。設問を確認してから必要な情報を拾うなど、自分なりの読み進め方を固めておくことも有効です。
慣れてきたら時間も測り、本番を想定して土地・建物の2問を続けて解く練習を取り入れましょう。
まとめ
土地家屋調査士試験の記述式では、法律知識だけでなく、問題を読み取り、計算・判断・作図を経て答案を完成させる力が求められます。
まずは正しい解答手順を身につけ、計算や作図を繰り返し練習しましょう。過去問も答案作成まで行い、慣れてきたら時間を測って演習することで、本番で使える記述式の力を伸ばしやすくなります。
記述式対策に悩んでいる方は、実際の学習方法や経験が紹介されている東京法経学院の合格体験記も参考にしてみてください。
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