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測量士試験は“理系限定”じゃない!文系出身者が合格するための勉強法とは?


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「数学が苦手だから測量士試験なんて無理‼」と思っている方はいませんか?
文系出身者で数学アレルギーがある方でも、測量士試験に合格されている方はたくさんいらっしゃいます。

測量士試験の出題範囲は、「法律・制度」「測量技術」「図面の読解」といった数学以外の分野も多いうえ、計算問題についても難解な数学ではなく、中学生レベルの基本的な三角関数や座標計算が中心となっています。
試験対策の方法さえ誤らなければ、十分に合格することが可能なのです。

そこで今回は、文系出身者向けの測量士試験の勉強法についてご紹介していきたいと思います。
合格に繋がる勉強法のポイントについて確認しておきましょう。

文系出身者向けの勉強法

計算問題への対策は頻出問題に絞る

計算問題は、公式を覚えてパターンで解くタイプの問題が多く出題されます。
計算問題に自信がない場合は、以下の内容に絞って対策するとよいでしょう。
・三角関数(sin, cos, tan)の使い方
・座標計算(距離・面積・点の移動)
・比例・反比例の考え方
・誤差の計算(±表示・標準偏差等)

どういう場面で公式を使うかについてしっかりと理解することで解けるようになっていきます。問われている問題の種類と公式をセットで覚えるとよいでしょう。

過去問重視で対策

測量士試験に出題される計算問題は、過去問と同じような問題が繰り返し出ています。
過去問は難しいからと後回しにせず、解説を見ながらでも挑戦してみましょう。繰り返し過去問を解くことで、次第に慣れて解けるようになります。

テキスト選びが重要

テキストは、計算問題への解説の分かりやすいものを選びましょう。
過去問中心で構成されたものがおすすめです。

誤解しやすいポイント

計算問題で理解できない問題が出てきた時、その問題が理解できるようにならなければ次に進めないと考える方もいらっしゃいますが、それは誤解です。
理解できない部分があっても、とりあえず前に進んでいきましょう。そうすることで、多くの問題は途中で理解できるようになります。

一方で、出題される問題の中には、かなり難しい計算問題もあります。
数少ない難問に勉強時間を割いていては、他の点数が取れる問題への対策が疎かになってしまいますので、捨てる勇気も必要です。理解できない問題に付箋を貼っておき、過去問の解きなおしをした際にも理解できず、他の類似問題も見つからなければ諦めて、他の問題への対策時間に充てるようにしましょう。


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測量士の試験は、数学が苦手でも合格できる人は多く、過去問を中心に毎日コツコツと勉強を続けることで合格が可能です

独学では心配な方は、通信教育や専門学校・試験対策予備校を活用するのもおすすめです。文系卒でも通信講座なら、質問の場もあるため短期間での合格も夢ではないでしょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。
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