Q.試験を目指した理由・契機
勉強を始める少し前から、今の仕事と関連するので、土地家屋調査士の資格を取得したいとは思っていたのですが、なかなか踏み切れないでいました。
そんな中、以前仕事でお世話になっていた方に久しぶりにお会いして、調査士の試験や業務についてのお話を聞く機会がありました。話を聞いて、仕事の内容は大変そうですが魅力を感じる部分も多くあり、やはり今の仕事のスキルアップにもつながると思いました。
そして、その方から、私が育児休業中だったので、「仕事を再開する前に勉強してみたらどうか」と提案されたことをきっかけに、勉強を開始する決断をしました。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
調査士の資格勉強を勧めてくださった方のおすすめの専門学校が、東京法経学院だったので、すぐにホームページで調べて、内堀先生のガイダンスを視聴してみました。
私は、オンラインでの受講は、内容が頭に入りにくいイメージがあり、苦手意識を強く持っていたのですが、内堀先生のガイダンスを視聴して、なぜ今までオンラインの授業では理解しづらいと思っていたのか、どうすれば身につく受け方ができるのか、という話にすごく納得しました。
内堀先生が話された通りに受講し続ければ、途中で挫折することはないと思いましたし、話し方のテンポ、板書の方法などが、講義に集中させ続けてくれるものだったことから、受講しようと思いました。
Q.学習するうえで工夫したこと
時間のプレッシャーがある試験で、速く正確に、集中力を切らさずに最後まで解ききるために必要なのは、知識や計算の仕方、記述の解答方法を定着させることと、様々な場面を想定しておくことだと思ったので、これらを意識しながら学習を進めました。
知識の定着は、何色かのペンを使って覚えきれていない箇所に線を引きながら、何度もテキストを読みました。多数の色が混ざっている箇所は、特に忘れやすい部分なので、直前期には重点的に読み返しました。
計算方法は、よく使う電卓操作について、どういう数値をどこのメモリーに入れておくか、どの順番で入力するか、1台目と2台目の使い分けなどを自分の中で決めて、いつも同じ手順で操作できるように練習しました。
記述の解答方法も同様に、時間配分、面積を計算するタイミング、作図の順序などを自分の中で決めて、毎回同じような流れで記述するようにしました。
あとは、答練や模試でそれらを実践して、順序通りにいかなかったときはどうするかを考えながら、時間通りに解いていけない様々な場面を想定して対策を練りました。
予定通りにいかないパターンを色々考えていたことは、本番で落ち着いてやりきるのにとても役に立ったと思います。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
講座はどれも、ダウンロードすればいつでも何回でも、自分のタイミングで受講できることがありがたかったです。
測量士補試験の講座は無料で受講できたうえ、2回の模試も受けられたことにも驚きました。
年度が変わり、新しい過去問題集ができると、それらを毎回送って頂けたことにも感動しました。
東京法経学院の手厚い対応にとても感謝しています。
また、私は数学が得意ではなく、特に測量士補試験の分野などはイメージできない内容も多く、予習のために一人でテキストを読んでみても分からないことばかりでしたが、講座を受けてから、復習でテキストの同じ個所を読み直すと、予習で読んだときとは比べものにならないくらい書かれている内容が理解できるようになっていました。
テキストを読んでも分からないことばかりだと、途中で挫折しそうになりますが、講義を聞けば分かるようになっていく安心感があったので、受講し続けることができたうえ、理解が深まる楽しさを感じられたことが良かったです。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
講義の受講中は、二人目の子が授乳中だったので、夜は2人の子どもと一緒に早く寝て、夜中の授乳時間を機に起きて、朝の1時から5時くらいまで、合間に授乳をはさみながら、ダウンロードした講義を受講し、お昼寝時間に復習や予習でテキストを読んでいました。
全ての受講を終えて、反復学習に入っている頃には卒乳していたので、昼や夜に子どもが寝たあと、平均して毎日4時間くらい勉強しました。
私は子どもの就寝時間によって勉強時間がほぼ決まっていたので、夜の勉強開始時間が遅くなった日などは、あまり良くないですが睡眠時間を減らして勉強時間を確保することもありました。
また、8月の夏休み期間は、あまり時間を確保できないだろうと思っていたので、短時間でもかなり集中して勉強できる答練をとっておいて、この期間中にまとめて、ほぼ毎晩解いたりしていました。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
最初の頃は分からない箇所ばかりでしたが、繰り返し学習するうちにいずれ分かるようになることを信じて、マーカーでチェックだけしてそのまま進めていました。
大抵のわからない箇所は、講義を聞いて、テキストを何度も読んで、問題を繰り返し解くうちに解決できましたが、それでも過去問の同じような問題で何度も間違える問いや、テキストで理解しきれない箇所がありました。
そこで、内堀先生の『択一過去問徹底理解塾』を書店で見つけて購入したところ、過去問のつまずきやすい問題について、Q&A方式で解説されていて、問いに対してだけでなくその周辺知識についても理解を深められました。
また、作図の方法について自信がなかったときに、YouTubeで作図方法を紹介している動画を観たりもしました。これは、作図の過程をイメージすることができて参考になりました。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
いつも、5月の測量士補試験、10月の調査士試験に受かるために、今必要な勉強は何かを考えていました。
9月から勉強を始めて、翌年の1月終わり頃からベストセレクト答練が始まるので、12月までに全講座の受講を終えたいと思い、予習や復習をしながら受講を進めました。
ベストセレクト答練期間中にはなんとか択一の正解率を上げたものの、到底時間内に記述が終わらないことを痛感し、記述の対策を自分の課題に残したまま、4月と5月はほとんど測量士補試験の勉強に充てました。計算が苦手だったので、集中して計算練習などを一気にする必要があったからです。
6月から調査士試験の勉強を再開し、記述対策に重点をおきました。記述のスピードを上げるため、保留にしていた複素数の勉強と試験に必要な電卓操作を学び直し、7月は記述の過去問を繰り返しました。
時間内に解けそうになってきたのは8月くらいからです。
それでも求積や座標の計算は高確率で間違えるか、計算できずに終わるかだったので、座標が出せなくても、時間内に図面作成まで終わらせる方法を考えながら問題演習を繰り返しました。
以上のように、1年目での合格を目指した私の1年間の勉強スケジュールは目一杯で、毎日必死で、モチベーションが下がる余裕もなく過ぎていきました。
心持ちや勉強のペースが乱れるとすれば、答練や模試の結果にひどく落ち込むときだというのが分かっていたので、答練や模試は結果を見ず、苦手部分の克服や本番のシミュレーションに集中して取り組みました。
今やるべき勉強を自分に課して、あれこれ考え過ぎたり、勉強が退屈だと感じたり、不安などにとらわれたりする間もないまま1年間を過ごせたのは、モチベーション維持において私にはとても良かったのだと思います。
Q.次の目標はありますか?
試験に合格することができましたが、超特急で身につけた知識ですし、作図なども粗削りです。本試験では、記述の減点も結構ありました。筆記試験の結果をみても、また、口述試験の自分の答え方を振り返ってみても、まだまだ私には学ぶことが多いと実感しました。
仕事を再開した際には、調査士の実務も学んで、知識や技術の精度を上げたいと思います。
境界については、争いがある場合についての話もよく耳にするので、人との接し方などについても学んで経験を積みながら、信頼して任せてもらえる土地家屋調査士になりたいと思います。