合格者インタビュー|基本知識から質の高い答練までワンスルーで受講出来る。|土地家屋調査士試験|東京法経学院





土地家屋調査士 合格体験記・合格者インタビュー

基本知識から質の高い答練までワンスルーで受講出来る。

プロフィール合格者インタビュー

 プロフィール

 下斗米 裕弥 さん

 


 合格者インタビュー

Q.試験を目指した理由・契機

 

 公務員としてR3年より、市道との境界立ち会いを行う係となり、調査士の仕事に興味を持つようになりました。
 普段なにも気にせず過ごしていた地面の境界に人々のいろいろな思いがあり、それを具現化して権利を保護する調査士の仕事に魅力とやりがいを感じ目指すことを決めました。 

 

Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ

 いろいろな通信教材を検討しましたが、答練に数多く触れることが大事だと考え、基本的な知識の習得から、質の高い答練までワンスルーで受講できる東京法経学院でR3年の7月に2022年(R4年)の最短合格講座を選ばせていただきました。  

 

Q.学習するうえで工夫したこと

 まず、民法→不動産登記法→土地家屋調査士法の順番で動画をみることとし、動画をみる際は、漫然と視聴するのではなく、1回でしっかりと見るように心がけました。(講義を繰り返し視聴することはしませんでした。)
 また、ノートを別に設けることはせず、動画の中の板書は全てテキストの余白に書き写すようにしていました。そして、余白が足りない場合は、ノートの切れ端をテキストにノリで貼り付けて、その1冊で全て確認できるようにしました。

 【択一の進め方】
・動画の視聴が終わった所から、択一にも取り組むようにしました。
 間違ったり理解が足りなかったりした問題はスマホの暗記カードアプリに記載し業務中のトイレ休憩や昼休みに細々と確認するようにして、知識の定着をはかりました。
 当初はスマホアプリで択一の正解率は一定の成果を得たのですが、間違った問題の再確認や、類似した問題の比較をすることが難しく、知識を深めるところに難を感じたため、直筆の暗記カードにて暗記をすすめることにしました。
 また暗記カードと合わせて、ポケット付きの月間曜日カレンダーを用意し、確認したカードの習得感に応じて、次に再確認する日のポケットに振り分けて暗記の管理を行いました。
(例:自信のないカードは2日後のポケットに入れる。自信のあるカードは14日後のポケットに入れる。)
 こうすることで、苦手な部分や、思い違いしてる知識を洗い出すことができ、また、何度も見ているカードでも新たな発見を確認したときに、その旨をカードに書き込んだりと、知識の習得にとても役立ちました。

【申請書について】
 申請書については、記述式攻略ノートを活用して最低限の知識を身につけたあとに、過去問や書式を繰り返し解きすすめたのですが、1番効果があったと感じたのは不動産登記申請マニュアルの事例の概要のみを見て、書式を書いてみるという方法が非常に効果がありました。
 さまざまな事例の概要があることから、網羅的に学習をすすめることができました。
 また、申請書は予め枠が印刷された紙は使わず、白紙に登記事項も含め記入するという方法をとりました。この方法により、白紙でも書かなければならない登記事項を自分で思い出しながら、記入するので、このアウトプットを繰り返すことで、枠が印刷された答案用紙では半分答えが載ってるような印象を持ってテストに臨むことができました。
 また、白紙に回答し続けることによって、必要な情報が頭に染み付き、近年長文化した試験の問題文を読み進める際も、情報の取捨選択が自然とできるようになりました。不動産登記申請マニュアルは受験パッケージとは別売りになりますが、是非皆さんに購入していただきたい教材の一つです。

【作図について】
 作図については、基本的な書き方を動画講義で学んだ後に、答練や過去問を解き、自分が難しいと思った問題の作図をスムーズに書けるように繰り返し練習しました。
 三角定規の動かし方、筆記用具を置く位置、どう書けば楽に正確に作図をできるか考えながら繰り返し学習すれば、きっと自分にぴったりな作図方法を確立できるはずですので、とにかく続けることが大切です。

【座標計算について】
 座標計算については複素数計を身につけ、正確性、時短化できるように心がけました。また電卓は傾きを出す際の押し方や、座標のメモリへの登録の仕方など、必要な情報に対しての手の動かし方も癖になるように心がけました。

【試験本番に向けての答練の取り組み方】
 私は通信生であったことから、なかなか他人と一緒に答練をすることができなかったので、答練については、必ず図書館の学習室で他の人がいる状態で受けるようにしていました。
 タイマーも2時間30分でセットし、途中で止めたりせず、必ず一回で2時間30分通しで受けるようにしました。2時間30分の集中力を保つのは、訓練が必要だと思いますのでこの答練の受け方が非常に役に立ちました。
 また、年2回の全国公開模試を仙台会場で受験し、他人のペンの音、電卓を叩く音の中での模試は、本番当日の予行に非常に役立ちました。

 

Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?

 過去問だけでなく、出題傾向を考慮して作成されたオリジナル答練に数多く触れて来られたことがよかった点です。

 

Q.学習時間はどのように作っていましたか?

 帰宅してからの勉強時間の他に、昼食を早めに食べて、昼休みのうち43分ぐらいを学習時間に充てていました。
 また、暗記カードをポケットに忍ばせて、トイレにいく途中や、赤信号で止まった交差点で1枚でも2枚でもこなすようにしていました。 

 

Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?

 基本的には、ネットで調べて確認しました。どうしても分からないことは紙の質問票を利用しました。
 質問票は、郵送でのやり取りなので答えが返送されるまで時間がかかるのが難点ですが、質問票へ質問を書き込む中で自分のなかで何がわからないのかを考えることになるので、この「何が分からないか」を整理して質問にするステップが後々理解に役立ったと思います。 

 

Q.モチベーションはどのように保っていましたか?

 答練の解説動画の序盤に内堀先生が調査士になるために必要なことや、試験に必要な心構えなどを話してくれるので、モチベーションの維持につながりました。
 また、勉強机の前に目標を貼り、いつも意識してみるようにしました。 

 

Q.次の目標はありますか?

  独立のために必要な実務の習得や、行政書士などの調査士業務のプラスになるような資格に挑戦したいと考えています。