Q.試験を目指した理由・契機
私は現在、行政書士と宅地建物取引士の資格を持ち、行政書士業務とアプリ開発を中心とした個人事業を営んでいます。
これらの資格と相性が良く、業務の幅を広げるのに適している資格で、かつ将来的な安定性やAI技術の発展による業務の変化を考えたとき、より専門性が高く、AI技術に取って代わられにくい土地家屋調査士の資格に注目しました。私は測量等実務の経験はないのですが、まずは資格を取得し、合格後に実務経験を積むことで業務の幅を広げていこうと考え、土地家屋調査士試験に向けた勉強を本格的に始めることにしました。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
まずは試験の雰囲気、内容を知るために試しに令和5年度土地家屋調査士試験を受験してみました。結果として、択一はまだしも、記述をクリアするには独学ではハードルがとても高いことがわかりましたので、どこかの講座を受講することにしました。
令和6年度の土地家屋調査士試験で合格することを最大の目標とし、かつキャッシュバックをモチベーションの元にするために、キャッシュバックのある講座を受講しようと考えました。
キャッシュバックのある講座は東京法経学院だけでなく、他の学校にも存在するため、各学校間の違いを検討したのですが、その中で東京法経学院の最短合格講座は、答練の回数が他の学校と比べて格段に多く、試験に慣れる上で私に最も必要な講座だと思ったので、東京法経学院の最短合格講座を受講することにしました。
Q.学習するうえで工夫したこと
最短合格講座のビデオ講義は1本2時間〜3時間と長時間になるため、動画を5分〜10分毎に分割しました。途中で切れてしまうのが問題点としてあるのですが、スキマ時間繰り返して勉強する為と割り切りました。個人的には、さらに1.2倍速程度で聞くとちょうど良いペースになりました。
答練の時は解説の休憩時間や終わった後を利用してなるべく質問しました。当日の答練の内容を質問するのは難しいので、一度家に持ち帰って、復習した時に浮かんだ疑問点を質問するようにしました。質問していた人は少なかったように思います。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
受講を申し込むと段ボール一杯のテキスト、課題、過去問等が送られてきて、こんなにやらないといけないのかと面食らいました。実際は基礎の基礎から必要な教材をまとめておいてくれたものが多く、非常に参考になりました。
過去問は昭和のものから収録されており、東京法経学院の歴史の厚みを感じるものでした。勉強時間が限られている中で、このような昔の過去問をやる意味があるかは疑問に感じましたが、一度は通して解いてみたら、令和6年度の22問で土地家屋調査士試験昔の過去問にあったような複雑な形状の建物が出てきました。実際に上手く図面を書けたかと言われると疑問符が付く結果でしたが、昔の過去問も一度はやっておくことで、落ち着いて時間配分して解くことが出来ました。
内堀先生のビデオ講義は原理原則を重視するもので、私の理解、記憶方法にとても合うものでした。板書を写すというスタイルは昔ながらのスタイルであり、少々手間ではありますが、確実に記憶の助けになるし、後で見直すことで、ポイントの確認になるので、私にとっては良い方法だったと思います。
東京法経で受けた講座の中では答練が一番ありがたいものでした。大阪校に通って答練を受けたのですが、真剣に勉強している受験生の方々と毎週答練を行うことで、自然とモチベーションを保つことが出来ました。
また成績処理されたものを見て、自分の位置を常に確認することが出来ましたし、弱点も把握することができました。
ただ問題を解くことと、「時間内に」解くことには大きな違いがあるということを強く認識したのも答練のおかげです。
答練の解説講義は最短合格講座の受講者には数少ない生講義を聞けるタイミングなので集中して聞きました。各講師の方々それぞれ特徴があり、面白い講義をしてもらえました。
受験生の皆様には東京法経学院の答練は特に受講されることをお勧めします。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
社会人で受験する場合、時間を取ることが一番難しいと思います。私は記述の練習ができるように、なるべくまとまった時間を取れるように生活リズムを調節しました。今までより朝早く起きることで、1日2時間ほど、またテレビやネットを見る時間を削ることで、休憩時間などの隙間時間や夜に2時間ほど勉強時間を捻出しました。勉強を継続するために、あくまで無理でないと思える範囲を考えました。早朝に記述の練習、隙間時間や夜に講義の視聴や択一の練習を行いました。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
まずはテキストや六法を調べました。それで分からなかった時は、答練の休憩時間や終わった後を利用してなるべく質問しました。講師の方々は、こちらがどれだけダメな質問をしても見捨てずに答えてくださるので、とてもありがたく思いました。質問の流れで同じ答練に来られていた受講生の方に教えていただくこともありました。 また過去問に関する質問は、質問票を使って何回か質問しました。 質問した内容と解答は逐一メモを取って、いつでも確認出来るようにしました。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
答練が始まるまでは、最短合格講座を受講して一度で合格すればキャッシュバックがあることをモチベーションとしました。答練が始まってからは、同じ答練を受けている人を見ることで、自然とモチベーションは保てました。また、時間を作った分仕事に充てていたら稼げた金額を時給で計算して見えるところに書いて、これだけ投資してるんだから絶対合格!と考えて勉強を行ないました。また、学んだ内容をアプリ開発などの仕事に活かせる可能性があるため、勉強していきながら、大変だと思う点を何か便利にならないかなど考えながら勉強していくことでモチベーションを保つことが出来ました。
Q.次の目標はありますか?
開業することを目標としていますが、現在、私は実務経験がないため、すぐに開業するのは難しいと考えています。土地家屋調査士として独立するためには、特に測量、立ち会いなどの実際の業務を経験し、知識および経験を深めることが重要と考えているので、まずは土地家屋調査士事務所で補助者として働き、現場での実務を学ぶ予定です。