Q.試験を目指した理由・契機
私は現在測量事務所に勤めており、土地家屋調査士の存在は比較的身近でした。測量士を取得して勤務年数を重ねるうちに調査士の高齢化や廃業のお知らせをたびたび耳にするようになり、また業務で関わった地権者の方等から筆界に関する質問を受けることが度々あることや、今後土地の測量に関わっていく中で重要な表示に関する登記を専門とする資格であることを踏まえて、午前の部の免除が後押しとなり受験するに至りました。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
職場の上司が過去に東京法経学院の講座を受講したことがあり、土地家屋調査士の受験を相談した時に勧められたのがきっかけです。
また、仕事をこなしながらの受講となるため、勉強時間に融通が利く通信講座の存在や、全額返金お祝い制度などサポートが充実しているのも追い風でした。
Q.学習するうえで工夫したこと
平日の夜は登記申請書の作成に充て、仕事の隙間時間に択一問題をこなしました。作図はある程度早く作成できるようになってからはフリーハンドで済ませ、申請書の土地・建物の表示欄の正答率を上げることに重点を置いて時短を図りとにかく数をこなすよう意識しました。
休日は択一と記述を通して150分を意識しながら解くようにして、スムーズに解けなかった問題やミスした問題を項目ごと六法やテキストを使って確認・整理しました。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
講座動画のダウンロードはいつでも再生できて非常に有用でした。電卓の使い方や作図の手段など、基礎的な内容の教材が充実しているおかげもあって基礎知識のインプットは比較的容易であったように思います。
また、答練においての採点およびフィードバックはモチベーションの維持に寄与していました。
ただ、解答の送付から採点表の返送までどうしても期間が空いてしまうことは人によっては焦れるかもしれません。私は講師の方のアドバイスをもとに解きなおすことで数をこなすいい機会と捉えていました。
なお、採点の際は順位の公表や合格判定がされるのですが、上位に食い込むのは難しいので気にしないようにしていました。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
平日は仕事の合間や休憩時間に少しでもいいのでテキストを読むことは意識しました。私は朝に時間を取れなかったので、平日の勉強は基本的に夜だったように思います。休日はほとんどを勉強時間に割きましたが、受講して間もない頃は1問の記述式の問題を解くのにかなりの時間がかかっていたので必然的に1日の勉強時間が長くなっていました。段々と自分の苦手なことが分かってきてからは、それらについての六法・テキストの読み込みを隙間時間に充てていました。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
分からない箇所は六法と教材を読み込んで理解に努め、それらが法令の解釈にまで及ぶ場合などは質問票を利用していました。法律初学でもあったため、民法などは法律用語でつまずく場合も多く、その場合は検索して調べていました。不動産登記法はもともと測量業に携わっていたため用語に関してはスムーズに覚えることができましたが、その運用についてなどは、職場の上司や関わりのある先生に聞いてみるのが近道でした。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
各種答練は間違いなくモチベーションの維持に役立ったと思います。前述のとおり成績は決して良くはなくA判定を取れることは稀でしたが、短期目標として有意であり、勉強は苦手ですがコツコツ積み重ねることに楽しさを見出すことができたのは合格に際し重要だったと思います。
また、勉強を進めて理解を深めるうち、現在携わっている仕事への理解も同時に深まっていくのは教材を開くことへの忌避感を随分和らげてくれたようにも思います。
Q.次の目標はありますか?
やはり開業は視野に入れざるを得ませんが、業務に必要な資格は他にもあるため、測量や土地・建物に関する業務の裾野を広げるように関連する他資格の取得を考えています。土地家屋調査士としての独立開業にはたくさんの人との関りが不可欠なため、試験に合格しただけでは安泰とはいえず、これからも測量業をとおして経験を積みなるべく多種多様な業務をこなしながら調査士の存在を活かした仕事の仕方を探ってみたいと思っています。