
土地家屋調査士試験では、記述式問題を解く際に電卓を使って計算する場面があります。「計算方法は分かっていたのに数字を打ち間違えた」「電卓の操作に手間取り、作図に使える時間が減ってしまった」といった経験がある方もいるでしょう。
電卓操作は、知識を覚えるだけでは上達しにくい部分です。普段から本番を意識して練習し、正確に操作できる状態を目指しましょう。
目次
土地家屋調査士試験では電卓をどう使う?
土地家屋調査士試験の記述式では、土地に関する問題で座標や距離、面積などを求めるために計算が必要になります。
試験では一定の条件を満たす電卓の使用が認められており、三角関数などの機能を備えた電卓も利用できます。ただし、プログラム機能など使用できない機能も定められているため、受験年度の案内で使用できる電卓を確認しておきましょう。
電卓ミスはなぜ起こる?
計算式そのものは合っていても、数字の入力を間違えたり、途中の計算結果を取り違えたりすれば正しい答えにはたどり着けません。
特に本番では時間を意識するため、「速く入力しよう」として普段よりミスが増える可能性があります。また、慣れていない機能を使ったり、問題によって操作方法を変えたりすることも混乱につながります。
電卓ミスを「ただのうっかり」で済ませず、どの操作で間違えたのかを確認することが大切です。
電卓ミスを減らすための練習法

操作手順をできるだけ固定する
同じ種類の計算で毎回操作方法が違うと、迷いや入力ミスが起こりやすくなります。
よく使う計算については、自分が正確に処理しやすい手順を決め、繰り返し練習しましょう。実際の合格者にも、日常的に電卓操作を練習し、使用する機能を絞ることで操作回数やミスを減らしていた例があります。
入力した数字と計算結果を確認する
入力後は、問題文に書かれた数値と電卓の表示が合っているか確認する習慣をつけましょう。
また、計算結果が明らかに大きすぎる、小さすぎるなど違和感がある場合は、そのまま先へ進まず入力内容を確認します。
すべてを何度も計算し直すのではなく、「間違いやすい入力は確認する」など、自分なりのチェック方法を決めておくと効率的です。
間違えた操作を記録する
電卓でミスをしたときは、正しい答えを確認するだけでなく、原因も簡単に記録しておきましょう。
「座標の符号を間違えた」「数字を一桁打ち間違えた」「途中の結果を取り違えた」などと残しておくと、自分のミスの傾向が分かります。
同じ間違いが続いている場合は、その計算だけを抜き出して反復練習するのも一つの方法です。
本番を想定して時間を測って練習しよう
電卓操作に慣れてきたら、記述式問題を解く際に時間を測ってみましょう。
最初から速さを求めるのではなく、まずは正確に操作できるようにし、その後徐々に無駄な操作や迷う時間を減らしていきます。
本番では計算だけでなく、問題文の読み取りや申請書の記入、作図などにも時間が必要です。過去問などを使って一連の流れを繰り返し、時間を意識しても普段と同じ操作ができる状態を目指しましょう。
電卓は単なる計算道具ではなく、土地家屋調査士試験で身につけておきたい実技の一つです。ミスの原因を振り返りながら操作を反復し、正確さとスピードを少しずつ高めていきましょう。
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