Q.試験を目指した理由・契機
前職が測量器の営業であったことをきっかけに「土地家屋調査士」なる仕事の存在を知りました。仕事上の知識を増やすことを目的として5年前に測量士補の資格は取得した際、土地家屋調査士受験にあたり午前の部が免除になることは知っていましたが、その時には「こんな難しい試験に通る訳がない」と思い、数年間土地家屋調査士受験のことは考えていませんでした。
しかしだんだんと定年後を意識する年齢になってきたこともあり、また測量や器械の操作を多少知っていたことも気持ちを後押しして、「自分も土地家屋調査士の資格を取得して開業すれば、この先の人生の展開が安定するのではないか?」と考え、本気で試験に挑んでいく決意をしました。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
仕事を通じて知り合った土地家屋調査士の先生から東京法経学院の名前を聞いていたり、また実際に東京法経学院で勉強して合格したと聞いていたりしたので、当初から予備校選びの有力候補として検討していました。
最終的な決め手は、「合格者全額返金お祝い制度」があったことと、その対象講座である「新・最短合格講座」に含まれていた答練の数が多かったことです。答練については、予備校検討段階においては「少ないよりたくさんあったほうが良いだろう」程度の認識だったのですが、今では、あの答練があったからこそ合格したのだと感じており、東京法経学院を選んで本当に良かったと感じています。
Q.学習するうえで工夫したこと
毎回の答練を解くことを通じて、自分の弱点がはっきりと認識できるようになりました。私の場合は、申請書式があやふやなことであったり、記述に時間がかかることでしたが、一通りの答練が終了した段階から弱点の補強に集中して取り組みました。
特に、記述式問題については「110分間の中で失点を最小にする」というコンセプトを明確に持ち、過去問や一度やった答練を、時間の縛りの中で効率よく解答していく訓練に取り組みました。その訓練の成果が今回の本試験で発揮されたと思います。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
勉強を開始して最初に行ったことは、合格ノートを開いて総合講義の動画を見ることでした。正直なところ、講義動画は一本あたりの時間が長く、少しでも気を抜くとつい寝てしまいそうになるような部分もありました。これについては、通信教育用に章を細かく分けて短めの講義動画を多数作って頂けるとありがたかったと思いました。
しかし講義の内容は秀逸で、受験に必要となる最低限の内容のみならず、法律の背景や理由、根拠など詳しく解説いただいていたので、深いところで理解したうえで覚えることができて良かったと思っています。
答練については、実戦に近い形でトレーニングを行う材料とすることができ、非常に役に立ちました。この答練が無かったら私の合格は無かったと言い切れるほど、有益なものでした。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
私は一発で試験に合格することを目標として、勤めていた会社を退職して勉強に全集中することとしました。
しかし、集中力が欠けては効率が上がらないと考え、一日の勉強時間はあまり無理をせず、平均4時間程度としていました。また、土日祝は仕事をしていた時同様、基本的には休日としてリフレッシュし、平日に集中して勉強に取り組むようにしていました。
その結果、勉強時間の合計は約800時間ほどで無事に合格することができました。趣味や家庭も犠牲にすることなく受験をやり切れて良かったと思っています。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
もう一度、合格ノートや六法の再読み込みに立ち返り、理屈を理解するよう努めました。それでも理解できない部分については質問票の制度を利用し、疑問を解決するようにしていました。求積について分からない箇所があった場合は、解説を確認したのちに再度一つずつ要点を確認しながら再計算し、手順や理屈を自分できちんと納得できるようにする勉強を行いました。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
一つは、オンとオフを切り替えることが挙げられると思います。
勉強するときはひたすら集中して勉強しました。しかし、本当に集中して取り組める時間はそう長くありません。私は1日に4時間程度が限界でしたが、集中が切れてきたと思ったら潔く勉強をやめ、リラックスして翌日また勉強に向かうというスタイルをとりました。また土日祝はオフ日として趣味や家のことに専念し、週が明けてまた気持ちを新たに勉強に取り組むサイクルでした。これらにより常に高いモチベーションで勉強に取り組めていたと思います。
Q.次の目標はありますか?
土地家屋調査士試験に合格した今、目の前の目標は独立開業です。実務についてはまだ右も左も分からないので、土地家屋調査士の先生について修行をし、実務を学び、これから1年から2年の間を目途として自分の事務所を開けるよう頑張っていきたいと思います。