勉強法

暖房で眠くなる人必見! 勉強中の寒さ対策


暖房で眠くなる人必見! 勉強中の寒さ対策

冬の暖房は空気の乾燥だけではなく、勉強中の“眠気”を引き起こす原因にもなります。勉強中に眠くなると集中できなくなってしまうのは困りものです。かといって、暖房を消すと寒い……という場合、どうすればよいのでしょうか。
ここでは勉強中に眠くなりにくい「寒さ対策」をご紹介します。暖房ですぐ眠くなってしまうという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

冬の暖房は勉強中の眠気を誘ってしまう! その理由は

冬に暖房をつけていると眠くなるという方は多いですが、そもそもどうして眠くなってしまうのでしょうか。
もともと暖房の空気は部屋の上の方に溜まりやすく、ちょうど頭のあたりに暖気が溜まることになります。すると頭の外側の血流が良くなるのですが、その代わりに内部、つまり脳の血流が不足してしまいます。これが原因で集中できなくなったり、眠くなったりしてしまうのです。

勉強中に眠くならない暖房&寒さ対策は?

勉強中に眠くならないよう寒さ対策をするには、「頭寒足熱」を意識することが大切。頭寒足熱とは、文字通り頭を温めず、足元を温めることを指します。

ヒーターなどで足元を温める

エアコンなど上から温風が出る暖房機器は、頭がぼーっとして集中できなくなる原因になりやすいもの。そのため勉強中には、ファンヒーターや電気ストーブなど足元だけを温められる暖房器具がおすすめです。このとき、ブランケット(ひざ掛け)を足に掛けるとさらに暖かく過ごせます。
 
ただし、足元を温められる暖房器具のうち、「こたつ」には要注意。こたつに入ると足の皮膚温度が上がりますが、それに反比例して体の内側や脳の体温である「深部体温」が下がります。深部体温が下がると眠気を感じるため、勉強中には向いていません。寝落ちしてしまう可能性も高いので、できれば机やダイニングテーブルなどを利用することをおすすめします。

重ね着や靴下で体を温める

勉強中はカーディガンを羽織ったり、厚手のルームソックスなどを履いたりして保温性を高めることをおすすめします。こうすることで、眠気を感じにくいのに暖かく過ごすことができます。肩こりが気になる人は、フリースやダウンなどの軽くて保温性の高い羽織ものを活用するとよいでしょう。
 
また、体から発生する熱を蓄えてくれる機能のある保温性肌着などを活用するのもおすすめです。着ぶくれして動きにくくなるのが嫌な人は、こうした便利な機能性ウェアを活用してみましょう。

温かい飲み物で体の中から温める

勉強中の寒さ対策にはコーヒーや紅茶、緑茶などのホットドリンクを飲むのも効果的です。体の内側から温めることで寒さを感じにくくなりますし、カフェイン入りの飲み物なら集中力アップ効果も期待できます。

入浴はゆっくり湯船に浸かる

入浴時にシャワーばかりを利用している人は、頭が温まりやすく足元が温まりにくい傾向にあります。しかし湯船に浸かった場合は足元から温まるため、お風呂上がりに勉強をしていても眠気を感じにくくなります。

勉強中はボーっとならないような寒さ対策をしよう


Cosy,Brunette,At,Home,On,Couch,With,Hot,Drink,And

勉強を始めようと思っても、疲れていたり睡眠不足だったりすると、暖房をつけたときにすぐ眠くなってしまいます。もちろん、適切な休息・睡眠をとったうえで勉強を開始するのがベストですが、試験前で追い上げの時期などはそうも言っていられない場合も多いもの。
ご紹介した「頭寒足熱」の寒さ対策を意識し、集中しながら温かく過ごせる環境を整えてみてくださいね。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。