勉強法

イラスト・図解で覚える!ビジュアル勉強法のすすめ


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人間の脳は、文章よりも図や画像などのビジュアルの方が記憶に残りやすいという特性があります。
一度見たことがある図や画像は、パッと見ただけで「見たことがある!」と思い出した経験のある方も多いでしょう。
資格勉強においても、ノートに文章でまとめるよりビジュアル化してまとめた方が効率化に繋がります。
そこで今回は、ビジュアル勉強法の中から、「図解式勉強法」と「マインドマップ勉強法」についてご紹介していきたいと思います。

仕事をしながら資格勉強を進めている社会人など、勉強時間が限られている方におすすめの勉強法ですので、チェックしておきましょう。

図解式勉強法とは?

「図解式勉強法」とは、キーワード同士をその関係性に合わせて図にまとめる勉強法です。
キーワードを繋ぎ合わせる際に、それらの関係性を理解する必要があるためキーワードについて理解を深めることができます。また、見直した際には、複数のキーワードを一度に思い出すことができるため、記憶量アップにも繋がるでしょう。

<図解式勉強法のメリット>
・バラバラのキーワードが図解でまとめることで構造化され、全体像を把握しやすくなる。
・図解にすることで記憶に残りやすいだけでなく、復習の際に記憶を呼び戻しやすくなる。
・まとめて記憶できるため、抜けや漏れのリスク低下に繋がる。

<図解式勉強法のやり方>
1. テキストの中から重要なキーワードをノートに書き出し枠で囲む。
2. 書き出したキーワードに関係するキーワードを複数抽出し、関係性に合わせて線で結び繋げる。
3. 関係性が同じキーワードがあれば、ひとまとめにグルーピングする。

<図解式の種類>
キーワード同士を線で結び繋げる方法は、関係性によっていくつか種類があります。
適した図を選ぶようにしましょう。

・「プロセス図」:「原因→結果」や、「1番→2番→3番」といった手続き説明など順序を表す。
・「サイクル図」:プロセス図に終わりがなく、永遠に繰り返されることを表す。
・「フローチャート図」:プロセス図の途中で結果や手順が枝分かれしていることを表す。
・「ピラミッド図」:組織図など力関係を表す。
・「グラフ図」:数値の比較を視覚化して印象づける。
・「XY座標図」(ポジショニングマップ):複数のキーワードの特徴の強さをX軸とY軸で表す。
・「ガントチャート図」:年表やスケジュールなど、キーワード同士を時系列で表す。

マインドマップ学習法とは?

「マインドマップ勉強法」も、図解式勉強法と同じくキーワード同士を結び繋げてまとめる勉強法ですが、多様な色彩やイラストを活用するのが図解式と異なる点です。

イギリスの教育コンサルタントであるトニー・ブザン氏によると、脳は単調さを嫌うことから、カラフルな色彩やイラストを多用することで、脳が活性化して記憶に残りやすく、またアイデアを出しやすいと言います。

★マインドマップ勉強法のメリット・やり方については、こちらの記事をご参照ください。
マインドマップ:https://www.thg.co.jp/douyo/shikaku/qualifications-study-mindup/


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難しく馴染みのないキーワードも、ビジュアル化して視覚に訴えることで記憶に残りやすくなります。
ぜひ、資格勉強に活用してみてはいかがでしょうか。

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