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土地家屋調査士の就職先とは? キャリアプランに合わせて選ぼう


土地家屋調査士の就職先とは? キャリアプランに合わせて選ぼう

土地家屋調査士は土地・建物の測量や登記をおこなうのが主な仕事です。土地家屋調査士には独立したり事務所等に所属していたりとさまざまな働き方がありますが、具体的にはどのような就職先があるのでしょうか?
ここでは土地家屋調査士の資格を取ったあとの主な就職先についてご紹介します。

 

土地家屋調査士の主な就職先は?

土地家屋調査士の資格を取得したあとは独立するか、事務所等の組織に所属するかに分かれます。独立以外の主な就職先は次の3つです。
 
・土地家屋調査士事務所(個人、法人)
・測量会社
・建設コンサルや建設会社
 
さっそくそれぞれの特徴やメリットを見ていきましょう。

①事務所で働く

土地家屋調査士の事務所には、個人と法人があります。2つの主な違いは事務所の規模のほか、扱う案件の大きさや土地家屋調査士の人数、待遇面などです。
 
<個人事務所>
個人事務所は規模が小さく、在籍する土地家屋調査士は基本的に1人のみです。少人数制ゆえ幅広い業務を担当できるため、総合的なスキルを身に着けたい人には向いているでしょう。また、仕事を効率よく進めるスキルが身に着いたり、自分の裁量で働きやすかったりするメリットもあります。
ただし、給与などの待遇面や評価基準は事務所によりまちまちです。
 
<法人事務所>
規模の大きい法人事務所では土地家屋調査士が複数在籍していて、測量・登記でそれぞれ部門分けされている場合もあります。また個人事務所に比べると案件の規模も大きく、企業対応やチームで効率的に業務を進めていくノウハウが身に着きやすいのも特徴です。法人事務所では安定した収入が見込めるほか、福利厚生が充実している事務所も多いといわれています。
 
さらに個人事務所に比べて研修などの教育制度が充実しているケースも多いので、人に教えてもらいながら実務経験を積みたい人に向いているでしょう。その一方で、職務範囲は個人事務所に比べると小さくなります。

②測量会社で働く

土地家屋調査士として働いている方の中には、測量会社が併設する事務所に所属している方も多いです。この場合は測量の立ち合いもおこないますが、どちらかというと登記がメイン業務となるケースも少なくありません。
 
測量会社が国や地方自治体などをクライアントとしている場合は、規模の大きい案件を手掛けられる可能性も高いでしょう。さらには、個人事務所に勤めるのと比べると給与や福利厚生といった待遇も手厚い傾向にあります。

③建設コンサルや建設会社で働く

3つめはコンサルタントグループが調査士法人を立ち上げ、測量・登記をおこなうケースです。このような職場で働く場合、民間企業や官公庁がクライアントになることが多く、土地家屋調査士の資格・知識が重宝されます。
就職先としては珍しいのですが、こういう道があるということも知っておくとよいかもしれません。

土地家屋調査士には独立・開業する人も多い

土地家屋調査士を目指して資格を取ったあとは、すぐに個人事務所を構える方も一定数います。独立・開業する方法としては個人事務所を構えたり、他の士業(行政書士、税理士など)と合同事務所を開いたりする方法が挙げられます。
 
また、個人事務所を設けたあと、法人化してさらに仕事の幅を広げるという手段もあるでしょう。
「いずれ独立したい」と考えている方は、初めからなのか、ある程度経験を積んでからなのか……といった部分も具体的に決めておくことが大切です。

土地家屋調査士の就職先はさまざま! キャリアプランに合う選択を


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土地家屋調査士として働き始めた際には、どの職場であっても基本的な仕事内容は同じです。ただし就職先によっては「測量が多め」「登記が多め」などやや偏りが生じる場合もあります。
 
これから土地家屋調査士を目指す方は、将来的にどのような働き方をしたいのか、キャリアプランをしっかりと考えておきましょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。