勉強法

「このままじゃヤバい」が資格勉強の原動力に? 危機感を活用する方法


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資格勉強で成功させる人のなかには、危機感をもって勉強に臨んでいるという人も少なくありません。
危機感を持つことは、勉強の継続にどのような効果をもたらすのでしょうか。

この記事では、資格勉強を始めたものの勉強が続かない、と悩む方に向けて、危機感を持ちながら資格勉強をする有効性と、危機感を持つ方法についてご紹介いたします。

危機感が資格勉強の原動力につながる?

資格を取得した自分を想像することで、資格勉強のモチベーションを上げることができる一方で、それではイマイチ勉強が長続きしないという方もいます。
「資格試験に合格したらいいな」「資格を取得してスキルアップできたらいいな」という目標は、今の状況に満足いている人にとっては、資格勉強への原動力として弱い場合もあります。

それに対して、資格に合格できなかった時の危機感は、「現状のままではいられない」という気持ちが、資格勉強への強い原動力となります。
勉強が進まない状況が続けば続くほど、危機感は強くなっていき、「今、頑張らなくては困る」という思いが、資格勉強へのモチベーションアップの見方となるのです。

危機感を持つための方法

危機感を持つ方法としては、厳しい目を持って自分を客観的にみることです。自身が置かれている状況を、悲観的に見てみましょう。
この資格に合格できなかったら、自分の将来はどうなってしまうのか、家族や他人からどのような目で見られるか、について、楽観視せずに最悪のパターンを想像し、見つめ直してみましょう。

「後輩に仕事を奪われる」「プロジェクトから降ろされる」「家族に失望される」「自分のやりたい仕事が一生できなくなる」「自分が自分でいられなくなる」など、具体的に言語化してみることが大切です。

AIによって奪われる仕事や年功序列制の廃止など、近年のビジネス動向を踏まえて考えてみると、より具体的に挙げることができるかもしれません。

また、同じ資格の取得を目指しているライバルを意識するのもよいでしょう。
ライバルの勉強進捗度をチェックし、このままの自分では負けてしまう、という競争意識によっても、危機感を持つことができます。


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資格勉強に身が入らない方に向けて、モチベーションアップのために危機感を持つ方法について、ご紹介しました。

危機感は資格勉強への強い原動力とすることができます。
自身の資格勉強への意欲を維持できるよう、適度な危機感を持って勉強にあたることも、資格取得へのひとつの方法だと言えるでしょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

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