
資格試験で失敗してしまう原因のひとつに、「覚えたつもり」「わかったつもり」で終わってしまう事があります。
「覚えたつもり」「わかったつもり」で終わっている場合、実践で解けるだけの実力が伴わないケースが往々にして存在します。
そこで今回は、資格受験者がつまずきやすい、表面的な記憶ではなく“理解”を深める勉強の進め方についてご紹介していきたいと思います。自身の理解度を確認する方法についても、チェックしておきましょう。
「わかったつもり」の危険性
資格勉強では新しく覚える知識も多くありますが、学生の頃の定期試験前の一夜漬けのような方法では太刀打ちできません。範囲が広く分野も多岐に渡るため、丸暗記による「わかったつもり」の記憶は、消えてしまうのも早い「短期記憶」でしかありません。
脳の海馬に一時的に保存される短期記憶は、長期記憶へと変換されないかぎり、時間の経過とともに消え去ってしまいます。
記憶力と理解力の違い
記憶力が「物事を覚えるための力」であるのに対し、理解力は「物事を解き明かすための力」です。
記憶力と理解力は異なるものですが、理解力を高めるためには記憶力が求められ、深い関係性があります。
資格勉強では、「わかったつもり」を「理解できた」へ導くことが大切なのです。
丸暗記を「理解できた」へ
記憶した事を理解へと繋げるためには、以下の方法がおすすめです。
・自分の言葉で説明してみる
新たな知識を覚える際に、その知識について人に教えるつもりで覚えることで、深い学びへと繋げましょう。
人にわかりやすく説明するためには、その知識をよく理解した上で、要件をまとめる習慣をつけるとよいでしょう。
・なぜ?と理由を考えながら覚える
新しく覚えた知識を、既に自分が持ち合わせている知識と関連づける習慣をつけましょう。丸暗記ではなく理解するためには、「なぜ?」と考え、その事柄に関連する知識についても検索し吸収することも大切です。そうすることで、新しい知識を多面的に理解できるようになるでしょう。
・図表で表してみる
理解力を鍛えるためには、図や表で表してみましょう。
図や表で表すことを通して頭の中に入れた知識を整理できれば、視覚に訴えることができるだけでなく、視野を広げて全体感をつかむこともできるようになるでしょう。
自身の理解度の確認方法

自身の理解度の確認方法は、もうお分かりかと思いますが、「自分の言葉で人にわかりやすく説明することができるかどうか」、になります。理解できているか心配な箇所があれば、試してみるとよいでしょう。
「わかったつもり」と「理解できた」は、いわば「短期記憶」と「長期記憶」の違いともいえます。
新たに得た知識を、できるだけ長期記憶へと導く工夫をして、合格へと繋げましょう。
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