合格体験記「会社への興味喪失から調査士受験を決意。私の苦難に満ちたスタディーライフ。」|土地家屋調査士試験|東京法経学院





土地家屋調査士 合格体験記

「会社への興味喪失から調査士受験を決意。私の苦難に満ちたスタディーライフ。」

体験記


 体験記

H.I さん(埼玉県)

◆新たな目標へ

 今から2年半程前に、当時会社員であった私は、その仕事の内容に興味を失いつつありました。そこで転職を視野に入れて書店に飛び込み、土地家屋調査士にねらいを定めたのでした。早速、東京法経学院測量士補と土地家屋調査士の通学手続きをしました。会社員をしながら土日を使っての通学でした。翌年測量士補と調査士を受験しましたが、調査士は不合格でした。2年目は自宅学習と答練を経て調査士を再受験し、合格できました。

◆苦痛に耐えた2年半

 この2年半を振り返ると、はっきり言って苦痛の連続でした。私は全くの初心者で無経験でしたので、補助者経験者や関連資格取得者に比較して、学習内容を理解するのに時間がかかります。調査士の業務および関連業務について何の経験も知識も無い方は、仕事をしながらでしたら最低2年はかかるという覚悟をされたほうがいいと思います。

◆ダブル合格をめざすが…

 では1年目の学習についてです。無謀な私は1年で測量士補と調査士の両方をパスするつもりでいたので、学習時間を1日のどこで取るかは試行錯誤の連続でした。休日は講義を受けるため、または答練に参加するため隣の県に出かけていました。特に1年目の私にとって答練の問題のレベルは高く、これだけやったという自負を持って臨んだ答練では惨敗続き、とにかく時間が無くて途中までで提出する答案がほとんどでした。こうして臨んだ本試験でも択一12問正解、書式は途中で提出という憂き目に遭いました。

◆成績上位者めざして

 2年目の学習についてです。目標を「答練で成績上位者のリストに名前を載せる」ことに置きました。前年の答練の問題を択一15問、書式2問2時間で満点を目指して書き上げる訓練を今年の答練前まで続けました。また、択一の基礎を固めようと「調査士重要項目マスターノート」も繰り返し学習しました。大変苦しいですが何としても試験にパスしなければならないという意思でやり続けました。こうして答練の成績上位者のリストにも、12回載りました。
本試験では自己採点で択一14問程度、書式も7割程度の出来でしたが合格できました。

◆合格のコツ

 最後に、私なりに注意をした点をあげておきます。