勉強法

勉強したいことが多すぎる! 優先順位を付けるヒントとは?


勉強したいことが多すぎる! 優先順位を付けるヒントとは?

資格勉強を頑張ろうとしている人の中には、「あれもこれも勉強してみたい!」と意欲的な方も多く見られます。しかし、同時進行で勉強をするのはまず無理です。資格取得のためには、どの勉強を優先させるかを考えなければいけません。
 
ここでは勉強したいことが多すぎる方へ向け、勉強の優先順位の付け方のヒントをお伝えします。また、勉強時間を多くとるためのコツもご紹介します。

 

勉強したいことが多すぎるときは優先順位をつけよう!

勉強したいことが多すぎる人は、特に資格の取得を目指している人に多いです。また、「測量士補と土地家屋調査士の資格を取りたい」「司法書士になって行政書士も目指したい」など、目指すジャンルが似ていれば余計にあれもこれもと欲張ってしまいます。
 
ただ、勉強を効率よく進めるには「優先順位」を付けることが特に重要です。あれもこれも、と手を出した結果、すべて中途半端で終わってしまっては何も結果が残らなくなってしまいます。

勉強したいことが多すぎるときは「勉強内容」をチェックする

勉強したいことが多すぎる場合は、まず勉強内容のボリュームを確認します。テキストを一通り読んでみたり、問題集の「総復習」をいきなり解いてみたりするのです。
 
こうすると、「この資格は勉強に時間がかかりそう」「この資格は知っている知識も多いから、短期間で終わらせられそう」など、勉強にかかる期間や難易度がざっくりと把握できます。

勉強したいことを分類し、興味が持てるものから学ぶ

勉強したいことの内容をひととおり把握したら、以下の3つに分類していきます。
 
①自分の興味関心が強く、好きだと感じること
②①で学んだことの関連ジャンル
③将来的に役立ちそうなこと
 
はじめにテキストに目を通したり問題集の問題を解いてみたりすることで、「面白そう」「内容が理解できない」など、自分の興味関心を探ることができます。複数の資格のうち最も興味が持てるものを優先的に学びましょう。
 
そのあとで、先に学んだことに関連するジャンルを勉強すれば、基礎知識が入った状態での勉強スタートとなり、理解が深まりやすくなります。こうなれば、勉強そのものが楽しく感じられるようになってくるでしょう。
 
勉強に慣れてきたら、将来的に役立ちそうなことについても学びを深めていけばOKです。

勉強したいことが多すぎる人は勉強時間を確保して学ぶ手もある

勉強したいことが多すぎる人の中には「資格勉強は1つだけだけど、それ以外の学びについても同時進行したい」という方がいるかもしれません。そのような場合は、勉強時間を捻出して学びに充ててみましょう。
 
・朝1時間早起きして勉強タイムを作る
・移動時間に勉強アプリを使って短い問題を解く
・動画教材を活用し、スキマ時間で知識を蓄える
・テキストを音読した音声を録音しておき、作業の合間などに聴く
 
「資格勉強は家でじっくり、それ以外は移動時間や仕事の休憩中に学ぶ」など、勉強するタイミングを完全に分けてしまってもよいかもしれません。勉強のタイミングを分けることで、頭を切り替えやすくなります。

勉強したいことが多すぎる人は向上心が高い!


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勉強したいことが多すぎるのは決して悪いことではなく、むしろ意欲的でよいことです。ただ、資格試験の勉強では「試験日」という時間の縛りがあるため、「今優先的に学ぶことは何か」を考えて勉強の優先順位やスケジューリングを考える必要があります。
 
資格勉強はもちろんですが、それ以外の仕事や趣味などの勉強を並行したい場合は、勉強を習慣にしてしまうことをおすすめします。スキマ時間などを最大限活用し、学びたいことが学べる環境を自分で作ってみましょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。