勉強法

自分に合った勉強法は「脳のクセ」で決まる?最適な勉強法の診断方法


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おすすめの勉強法には、さまざまな方法が紹介されているのを見かけますが、すべての人に効果がある勉強法ばかりではないため、自分に合っている方法かの見極めが必要です。

自分に合った勉強法を見つけるコツとして、「脳のクセ」を知ることが大切で、脳のクセを把握することによって適した勉強法を把握しやすくなります。

脳のクセとはどのようなものでしょうか。
この記事では、自分の脳のクセの把握の仕方や、脳のクセから知ることができるタイプ別の記憶法や勉強への取り組み方についてご紹介していきたいと思います。

「脳のクセ」って何? 把握の仕方

脳は、目からの情報が記憶に残りやすい「視覚タイプ」と、耳からの情報が記憶に残りやすい「聴覚タイプ」、書くことで情報が残りやすい「触覚タイプ」の3つのタイプに分かれます。

これらは、普段の生活のなかで記憶を呼び戻す際、記憶として残っている情報が景色なのか声なのか、触感なのか、どの記憶が強く残っているかを考えてみることで、把握することができるでしょう。

また、合わせて勉強法に関する脳のクセとしては、日常のルーティンが心地よい「現状維持タイプ」と、変化を楽しみたい「探索タイプ」の2つのタイプに分かれます。
たとえば、何か新しいことを始めるよりも普段と同じ事をしていたい、変化よりも安定を求める傾向の方は、「現状維持タイプ」で、日本人にはこのタイプが多いと言われています。

反対に、ルールや常識にとらわれず新しいことを模索するのが好き、失敗を恐れずにチャレンジをする方は「探索タイプ」に当てはまります。髪型をよく変えたり、好奇心が強く興味の移り変わりが早い方もこちらのタイプとなります。

脳のタイプ別! おすすめ勉強法

自分の脳のタイプを把握できたら、それぞれに合った記憶方法や勉強法を中心に取り入れていきましょう。

何かを記憶する際、視覚タイプならテキストの文字や図、グラフなどを多く見ることで、視覚に焼き付けて覚えると良いでしょう。聴覚タイプならテキストを見るよりも、音声に起こした情報を耳で聞くようにします。
触感タイプなら、ノートに書き移したり指でなぞりながら覚えることを中心にすることで、記憶に残りやすくなるでしょう。

勉強方法においては、「現状維持タイプ」なら、勉強を習慣化させる事が重要となります。
まずは、毎日机に向かうことを習慣化させることで、次第に勉強机に向かわないと落ち着かなくなる効果を狙いましょう。少しずつでもコツコツと勉強を続けて習慣化させてから、徐々に時間を増やしていくとよいでしょう。

「探索タイプ」なら、新しい方法を取り入れながら勉強をすることで、楽しさややりがいを見出しやすくなります。ネット上に公開されているさまざまな動画や問題集などを取り入れたり、目標や勉強法をこまめに変更したりと、ゲーム感覚で勉強に取り組むことで気持ちが乗り、結果的に効率よく勉強ができるでしょう。


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脳のクセを意識した記憶の仕方や勉強方法についてご紹介いたしました。

ご自身の脳のクセを知り、効果的な資格勉強を取り入れてみてください。

コラムの運営会社

東京法経学院

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