
司法書士試験は合格率が約5%の難関試験であるにも関わらず、強い志望を以て試験に挑む方も少なくありません。司法書士の魅了や価値は、具体的に何が挙げられるのでしょうか?
この記事は、司法書士の魅力と難関資格に挑む価値について解説していきたいと思います。
司法書士受験生のリアルや合格後の展望についてもチェックしてみましょう。
司法書士の魅力・価値
・「身近な法律専門職」という存在価値
司法書士は、最も市民に身近な法律専門職です。登記や相続に関する手続きの依頼も多く、相続・遺言・成年後見といった依頼者の人生の節目に携わる重要な存在です。
国家資格としての社会的地位や信頼性も高く安定して需要のある職業です。
・独立開業が可能
司法書士は独立される方も多く、資格や経験を活かして自身の事務所を構えることで、高収入を目指すことができます。請け負う業務も自分の得意分野に合わせて開拓していくことができる自由さがあるでしょう。
・キャリアの選択肢が多い
司法書士は独立開業のほか、企業法務、金融・不動産業界などにおいて多様な働き方が可能です。
また、司法書士の業務は登記や相続に関する手続きに留まらず、一定の研修を経て法務大臣の認定を受けることで認定司法書士になれば、簡易裁判所の訴訟代理権も与えられます。
・独占業務が多い
司法書士の業務の中には、不動産登記や商業登記などといった司法書士しかできない独占業務も多く存在します。
・報酬単価の高さ
司法書士が扱う業務は、法律に基づく正確さが求められる専門性が高く責任感も求められることから、一つの依頼業務への報酬単価が高い傾向にあります。
・年齢不問、学歴不問で挑戦が可能
司法書士試験の受験資格には、年齢や学歴などによる制限がなく、高卒でも受験が可能です。
学生でも、引退後でも挑戦できるため、幅広い層が司法書士試験に挑戦しています。
司法書士試験受験生のリアル
・試験勉強に費やす学習時間は?
司法書士試験に費やす学習時間は、最低3,000時間が必要だと言われています。
これは、毎日5時間程度の勉強時間を確保した場合でも、2年近くの期間が必要となる計算です。
司法書士試験の合格者は、ほぼ半数が法学部以外の学部出身者ですが、知識を1から学ぶ場合や勉強方法によって、より多くの時間が必要とされるでしょう。
・出題科目の構成は?
司法書士試験の出題科目は、筆記試験と口述試験合わせて11科目となっています。
配点の85%を占める主要科目は、民法、不動産登記法、商法・会社法、商業登記法の4科です。その他は、憲法、刑法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法、供託法となります。
筆記試験合格者のみが対象となる後述試験では、司法書士法、不動産登記法、商業登記法の3科から出題されます。
・合格者に多い年齢は?
令和6年度合格者の平均年齢は41.5歳で、約6割が30代~40代となっていました。多くの方が、社会人として経験を積んでから試験に臨んでいるのが特徴です。
合格後の展望
司法書士試験合格後は、「中央研修」「ブロック研修」「司法書士会研修」の受講を経て、司法書士会に登録することで正式に司法書士としての業務を開始できます。
合格後の展望は以下の4つです。
1.勤務司法書士として働く
2.独立開業する
3.認定司法書士としてステップアップ
4.他士業との連携・ダブルライセンス

超難関と言われても受験する魅力の多い司法書士試験。
対策を間違うと長期化してしまう恐れもありますが、司法書士試験を熟知した指導校のカリキュラムで効率良く合格を目指してみませんか。
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