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士業を開業するなら個人事業主と法人どちらが良い?


士業を開業するなら個人事業主と法人どちらが良い?

念願の資格を取得し、士業で独立して活動できるようになった場合、個人事業主として開業するのか、法人設立するのかは悩みどころです。
どういった客層を狙っていくのか、経営規模がどれくらいかによって、どちらが合っているのかは変わってきますので、よく検討する必要があります。
今回は士業の独立開業における個人事業主と法人化、それぞれのメリットや向いているパターンをご紹介します。

 

個人事業主として開業するメリット

士業事務所を開業するための手続きが簡単

個人事業主として開業する場合、開業の手続きや税金の申告が比較的簡単であること、初期投資が少なく済むことがメリットです。
手続きは開業届を出すだけですし、税金の申告は確定申告ソフトを活用すれば、専門家の力を借りなくても自分でできます。
小さな事業規模からコツコツ実績を積むには個人事業主として開業するほうがいいと言えます。

士業として法人設立するメリットと向いているパターン

節税対策として有効

収益が一定の金額より高い場合、法人化して法人税を適用するほうが、個人事業主として税金を納めるよりも安く済みます。
また、個人事業主は翌年以降3年までしか赤字の繰り越しができませんが、法人の場合はもっと長く繰り越すことができるなど、税金面での優遇が大きいのが法人化のメリットの一つです。

事業継続性が評価され、信用力が高い

士業の個人事務所の場合、事業主が亡くなったり引退してしまったりすると事業が続けられず、廃業となってしまいます。
法人化すると、法人設立者がいなくなっても事業自体は存続できますので、事業継続性が高いという点で法人の信用力が高まります。特に、大きな企業を顧客とする場合には重要なインセンティブとなるでしょう。

事業の拡大を目指しているなら法人化は必須

士業の開業にあたって法人化する最大にメリットは、ほかの士業を雇うことで事業の拡大ができる点にあります。
士業として行える業務は多岐にわたっていますので、顧客のさまざまな要望、ニーズに応えるためには複数の専門家を雇う必要があるのです。
支店展開も可能ですので、事業規模を大きくしたい場合には法人化は必須と言えます。


士業を開業するなら個人事業主と法人どちらが良い?

士業として独立開業するにあたり、個人事業主として開業するのか、法人設立するのかは目指す事業規模や開拓する顧客層をよく検討した上で決めるべきです。
規模が大きく、企業を顧客とするのであれば法人設立を視野に入れるほうがメリットが大きく、小さな規模から始めていきたければ個人事業主が向いています。
今後の展望とよく照らし合わせたうえで選ぶのが肝心です。