資格勉強をする人の中には、子育て中であったり、共働き夫婦であったり、家族の介護をしながらの勉強が必要となる人も少なくありません。自宅で勉強をしようと思っても自分の自由になる時間が限られ、なかなか勉強がはかどらないという方もいらっしゃるのでしょう。
いざ勉強をしようと机に向かっても、子どもや家族から呼ばれて対応をせざるを得ないと、なかなか集中ができません。また、家事の分担をこなしながらの勉強は、勉強時間が十分に取れない要因になります。
そこで今回は、資格勉強時間が限られる人に向けたノウハウをご紹介したいと思います。
家族との両立のために押さえる3つのコツと合わせて、タイプ別の家族持ちにおすすめの勉強スタイルについてもご紹介しますので、参考にしてみてください。
家族との両立のために押さえるコツ
時間管理を工夫しよう
家族と勉強との両立をはかるためには、時間管理での工夫が重要となります。
1日のスケージュールのうち、通勤や保育園やスーパーへの移動時間、昼休みなどは、「すきま時間」として勉強時間に活用できます。また、自宅で家事をしている時間を「ながら時間」として活用することもできます。
そんな「すきま時間」や「ながら時間」は、スマホアプリの動画視聴や音声再生で知識を吸収する時間に充てるようにしましょう。
併せて、家族が寝静まった後や起きる前などの時間を利用して、集中的に行うのもよいでしょう。
家族に資格勉強を応援してもらおう
資格勉強をしている事を家族に理解してもらい、応援をしてもらうようにしましょう。
「協力」をお願いするよりも「応援」してもらうことで、家族が自発的に家事を手伝ってくれたり、頼り過ぎないよう自立への意識に繋がったりすることもあります。
応援してくれたら、感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。
家事は完璧を目指さないようにしよう
完璧を目指すとストレスが溜まるばかりです。
家族を優先する時間は勉強をすっぱりと諦め、子どもとの時間を大切にしましょう。そのうえで、家事よりも勉強を優先する時間を確保するために、時短グッズやレシピをフル活用して家事で手を抜ける部分は手を抜きましょう。
勉強時間がどうしても確保できない場合は、ベビーシッターに見守りを依頼するのもよいでしょう。
タイプ別・家族持ちにおすすめの勉強スタイル
子育て中の方なら、「15分×4セット勉強」など、勉強時間を小分けしてみてはいかがでしょうか。また、録音再生などで子どもとのスキンシップをしながら知識のインプットを行うのもおすすめです。
介護中の方には、勉強に集中できる夜の静かな時間に行ったり、スマホを活用してスキマ時間を活用するのがよいでしょう。
また、共働き夫婦なら、土日の育児は交代制にし、半日は勉強時間に充てられるようにするのがおすすめです。
家族持ちで資格勉強の時間を確保するのは難しい面も多いですが、ライフスタイルに合わせて両立の方法を探してみてください。
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