自分の都合に合わせて通信教育を活用|合格体験記|行政書士試験|東京法経学院





行政書士 合格体験記

自分の都合に合わせて通信教育を活用

体験記

久保田雄樹さん

 


 体験記

◆はじめに

 私は,平成19年度の試験を受けましたが,一般知識の得点が4割まであと4点足りず残念ながら不合格となってしまいました。したがって,今回の試験では,一般知識の4割突破とともに法令問題の更なる得点アップを目指して,東京法経学院の「行政書士本試験対策答練08標準」を受講しました。

◆勉強時間の確保

 私は,静岡県在住だったので通信の講座を利用しました。通信のいい所は,自分の都合に合わせられることです。私は,日雇いの派遣の仕事で一日中働いていた日もあれば,夕方からのアルバイトで1週間ほとんど休みなく働く日もあったので,毎日決まった勉強時間を確保するのは大変でした。なので,アルバイトがある日はl0:00から15:00までの間の数時間を,派遣の仕事がある日は出かける前の1時間+帰ってきてからの2時間を勉強時間に充てました。
それから,隙間時間も貴重な勉強時間となります。30分程しかない場合,簡単にできるものにします。例えば,答練の解説の「要点整理」の部分を読んだり,憲法や行政法分野の判例を読む事です。
特に判例の読み込みは力を入れてやった部分です。判例問題は知らなければ得点できないので,少なくとも答練で出てきた問題は,確実に覚えて,二度と同じ間違いはしないという心構えでした。
問題は派遣の仕事から帰ってきてからの2時間でした。疲れてしまって集中できない,やる気が出ない状態でした。そんな場合は,過去問を憲法,民法,行政法,地方自治法,商法,一般知識で一問ずつやろうと決めます。するとやっていくうちに集中力が高まり,より多くの問題をやることができ,2時間なんかあっという間でした。ですので,勉強する気になれない時は,時間にとらわれず,とりあえず椅子に座り,テキストを出して2〜3ページ読む,又は問題を1問解く,それだけでいいと思います。その結果,せっかく勉強し始めたから…となったり,また,疲れたからもう寝るという日があったりしてもいいと思います。

◆法令科目の勉強の進め方

 法令では,まず条文を覚えることに力を入れました。なぜなら,条文を知ってさえいれば正解できるものは合格するために絶対落とせないからです。特に,文末の「しなければならない」または「するように努めなくてはならない」だとか「過半数」または「半数」の部分。
これは条文を何度も読み覚えるしかないし,何度も間違えたり全く覚えられなければ,「紙」に書いて覚えこまなければなりません。
また自分流の覚え方を見つけると有効です。
例えば,国務大臣(kokumudaijin)の過半数(kahansuu)は国会議員,つまり国務大臣の頭文字はローマ字でk,ゆえに同じような考え方で過半数という結論になる。ただし例外として,監査役会設置会社において,監査役(kansayaku)は3人以上,そのうち半数(hansuu)以上が社外監査役であることを要する。つまりこの法則は成り立たないから要注意。このように覚えれば,記憶しやすいです。ぜひこの方法を使ってみて下さい。
民法の分野で覚えにくかったのは,担保責任の部分。この場合は,あんな事ができるけど悪意の場合できない,この場合は…なんて覚えてみましたが記憶が定着しないし,出題されたとき正解する自信がありませんでした。この場合「紙」に書いて覚えるのはもちろん必要ですが自分の場合,「縦と横」で覚えました。今までのように,全部地人の権利だった場合,善意なら解除,損害賠償請求できるという覚え方 (横)。さらに,代金減額請求は一部他人の権利のすべての場合+数量不足・一部滅失の善意の場合可能(縦)。このように覚えることで記憶が定着していきました。こんな問題が答練で出題されても怖くなくなりました。
テキストを何回も読み返すことで記憶を定着させるというのは聞いたことがあるかもしれませんがその中で自分なりの記憶の仕方・答えの導き方を獲得していって下さい。

◆一般知識の勉強の進め方

これは,答練模擬試験に任せたところがあります。以前はテキストや,過去問を繰り返しやる方法でしたが,それだけでは合格にたどり 着けないことを去年の試験で思い知らされました。新聞を読んだり,官公庁のホームページを見たりしたものの,結局何が重要なのかがわからず知識のアップになりませんでした。
基本的には答練の「要点整理」で知識を増やしていきます。それと同時にテキストで知識の基礎を固めます。これは怠ることなくやってください。基礎的な部分(平成20年度試験の社会保障の問題等)を落としては命取りですので。
それを基にして,模擬試験でどれ程の実力がついたか確かめます。模擬試験で間違えたところは,覚えるまで何度も復習します。実際の試験で模擬試験と同じ問題が出てきています(e−文書法等)。確実にものにして,一般知識に対する恐怖心に打ち勝ち,4割を突破したいところです。わかる問題を確実に解いて,見直しも必ずして,全力で問題に当たってください。1点を笑うものは1点に泣く,本当です。
なお,時間配分の関係で,文章理解から取り掛かることをお勧めします。文章理解は過去問や答練を繰り返しやってもあまり意味がありません。初めての問題を丁寧に解いていくことと,自分なりの答えの見つけ方を確立することが得点するための鍵になります。

◆直前期の過ごし方(試験2週間前)

 新しいことには取り掛からず,今までやってきたことの確認に力を注ぎます。過去問答練模擬試験を繰り返しやることと,そこで不安が ある所や,記述問題で問われそうな所はテキストに戻って最終確認という感じです。
私は直前期には,派遣の仕事もアルバイトも辞めていたので,午前中は一般知識,午後は憲法,民法,商法,寝る前の2時間は行政法というように時間を決めてやりました。一般知識について,試験までの間に新しいニュースだとかが出てきて気になることがあるかもしれませんが,今までやってきたことだけで十分だと自信を持つことも大事です。テキストや答練の解説を読むことについて,判例や数字の部分を重点的に読み返してください。出てくれば確実に点につながります。

◆最後に

 私は,試験勉強しているときから,行政書士になったら,著作権や消費者保護の仕事がしたいと決めていました。そのことが,私にやる気を与えてくれました。ところが1回目の試験で落ちてしまったので,今回受からなかったら,また派遣の仕事とバイトで過ごさなければならない,やりたい事もできない,と自分にプレッシャーをかけて試験に臨みました。それがいけなかったのか試験中,腹痛を起こし,試験官の方々に迷惑をかけてしまいました。貴重な時間をロスし,難問も数多くあり焦りましたが,できる問題は確実に得点できるようにし,あとは運に任せることにしました。その結果の合格でした。
東京法経学院の先生方へ
試験に出るような良問と解りやすい解説のおかげで予想以上の得点で合格できました。この場を借りて御礼申し上げます。
これから合格を目指す皆さんへ
1.難問が得点できなくても,基礎的な問題を確実に得点できれば合格は見えてきます。
2.試験中なかなか自信がもてず,今までがんばってきたのに今年もだめかと思わず,粘れば何とか道が見えてくると,前向きな考えが いい結果をもたらします。
ぜひ自分の力を信じて,あきらめずにがんばって下さい。