網羅性のある講座・テキストのインプット学習で効率よく合格|合格体験記|行政書士試験|東京法経学院





行政書士 合格体験記

網羅性のある講座・テキストのインプット学習で効率よく合格

体験記

服部 匠哉さん

 


体験記

 直前期の過ごし方は、私はマイペースな性格なので、今までどおりの気持ちで自分を追い詰めたりせず、普段と何も変わらず同じ時間に寝て、同じ時間帯に起きて同じ時間帯に予備校に行きといったように普段どおりに勉強しました。
 ただ、過去問題集は1周回し、間違えたところは反復して演習し弱点を克服した上で試験に臨みました。また、テキストや答練、模試で分らないところや自分が危ないと思ったところ、出たら怖いところは全てスマホで撮影したものを常に手元に置いておき、日ごろからチェックする事を欠かしませんでした。朝8時〜夜11時ごろまで毎日勉強をしていました。ただ勉強するのが好きだったので、何も苦痛にはならなかったです。
 もともと司法書士試験を受験しており、行政書士も取得しようと思ったのは、司法書士試験の終わった7月5日からでした。合格率も10%を切り、昔より難易度の上がっている試験の一つに挙がるので、正直「1年では合格は難しいかな?」と思い、講師に相談し、頼り、言われたことは実践しました。ですから正味4ヶ月で勝負したわけで、憲法、民法、会社法、商法に関しては楽勝だったというのも要因の一つに挙がります。そんなに勉強してどうすんの? 250点で合格する気ですか?行政書士ぐらいもっと手を抜いても合格できるでしょうと周りからおいおいと声が上がるほど勉強していました。朝と昼は母親が作った食事を食べ、夜だけデパ地下の安くなったお惣菜を食べて予備校の自習室にこもりきりでした。


 苦手分野の克服法は、その科目に注ぐインプット時間を増やすという事が効果的です。ただ、あまり苦手だからと時間を注ぎすぎると今度は得意分野が疎かになり、失点の要因になりますので、注意が必要です。予備校での学習は、一番有効な活用法はインプットが重要で、これだけはお金を出し惜しみせず、値段で選ばずに自分が気に入ったテキストと信頼できると思う講師にお願いするとよいと思います。基礎講座で十分だと思います。中上級向けの出題予想講座や何かの論点に特化したコマ数の少ない講座は、受講者数が少ないので受講料も割高ですし、得られる知識も少ないです。やはり講義は全般を受講した方がいいです。


 アウトプットは、公開模試で、4社を受けましたが、人数が多い模試がベストです。
 答練は受講しなくても充分合格できます。お金がある方で、少しでも点数を上乗せしたい方にはお勧めです。ただ、アウトプットは市販の問題集で十分間に合うので、出題予想模試なるものが多く出版されています。

 

 失敗から学んだ事は、あまり筆記で暗記しない方が良いということです。黙読や音読でも十分暗記できますし、時間がかかりませんし、短時間でより多くの知識に触れることができるからです。間違えノートを作ったり、何度も同じことを繰り返し書く事で覚えている方は、墓穴を掘っていると思います。自分が非効率的な勉強をしていると自覚してください。あとは、いきなりテキストに気になった事や、講師が重要だと言ったことをラインマーカーを引きまくってる方もあり得ないです。「それ、直前期にどうするんですか?」と聞きたくなります。ピカピカに蛍光する浮き出るラインマーカーは、自分が覚えていないこと、覚えてもすぐ忘れるところに引いてこそ意味があります。ですから、まず覚えてない、出題されたら答えられないと思う箇所に鉛筆で薄く線を引き、それでも次回に読んでも自信がなければ、黒インクのペンで引き、また次回に読んでも自信がなければ、赤インクでラインを引き、またまた次回に読んでもまだ自信がなければ初めてラインマーカーをお勧めします。ちょっとずつ濃くしていってこの論点は難しいと太鼓判を押せるところにだけラインマーカーを入れると、パラパラと見て一目でここが危ないと分かるテキストに仕上がります。これが直前期にも使えるテキストです。

 

 また、失敗から学んだのは、決してアウトプット重視型にならないこと。アウトプット重視型には合格者の割合が極めて少なく、圧倒的にインプット重視型の方が短期合格者にも多いです。
 なぜならそれは、得られる知識の量にあります。確かにアウトプットはインプットより出題される論点を把握するには優れていますが、それも全て的確に的中して全部の網羅性があるわけではなく、殆んどは出題されないのです。あまりにもピンポイントで出題するので、テキストに載ってる知識の殆んどは問題になっておらず、図表と比べても出題されていない箇所の多さに驚きます。出ないだろうと思われる論点、注目されていないBランク論点から毎年多くの論点が出題され、逆に出るだろうと思われる論点からのほうがそのまま出る確率が少ないということを知っておいてください。それを全部とはいいませんが、殆んど網羅しているのが基礎講座のテキストです。そんな万能なテキストでも、特に一般知識では毎年多くの載っていない知識が出ています。この現場での破壊力、裏切られたと落胆する恐怖感は多くの受験生が味わいます。自分だけじゃないです。それを少しでも軽減するため、テキストに載っている知識を最優先にし、出来れば全部覚えてしまうのがベストです。あまりにもこれが多いと、もう自分は今年はダメなんじゃないかと頭の中が真っ白になってしまいます。そうはなりたくないでしょう。いや、自分はまだまだイケるぞ、と自分に言い聞かせて最後の1秒まで1点でも点数を積み上げるためだけに全神経を注ぎ込んでください。
 あと、お勧めなのが試験開始直前にブドウ糖の入ったラムネなどを数粒食べておくこと。それと、きちんと昼食を食べること。また、あまり水分を取りすぎないこと。はっきりいって当日は寒いので、熱射病にかかる事はないです。頻繁にトイレに行っていては時間がもったいないですから。ブドウ糖は短時間ですが、頭の瞬発力が高まり、脳がよく働くようになります。これと、後半は昼食の炭水化物が吸収され、この糖分がエネルギー源になり、3時間全体を通してベストを尽くせます。また、試験前日は早めに就寝して、しっかりと睡眠を取りましょう。もし寝れなくても、目をつむって仕事だと思って寝る努力をしましょう。体を休めるのが第一優先です。
直前期にお勧めの食事は、青魚を食べることです。DHAを多く摂取すると頭が良く働くようになりますよね。自分は実践してないですが、講師から聞いていましたので。


 最後に、司法書士試験受験生の方、司法試験受験生の方は非常に恵まれた知識を既にお持ちだと思いますから、一人でも多くの方にこの機会に行政書士試験にチャレンジしてもらいたいなと思います。