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フリーランスに適した士業とは? 独立して成功を目指せる職業3選


フリーランスに適した士業とは? 独立して成功を目指せる職業3選

終身雇用の常識が崩壊した現在、手に職をつけて独立を目指す人は少なくありません。

特に士業の資格を取得しての独立は安定性の高さと収入面で人気ですが、同じ士業でもフリーランスとして働きやすい独立向きの職業もあれば独立に不向きな職業もあります。
フリーランスとして組織に縛られず働くにはどのような職業が向いているのでしょうか?
ここでは、フリーランス独立に適した士業の資格を3つ紹介します。

多くの有資格者がフリーランス開業する「司法書士」

「司法書士」は、不動産登記や商業登記、供託業務や地方裁判所等に提出する書類作成など、幅広い法務を取り扱う職業です。
司法書士試験に合格した方のほとんどは、数年のうちに独立開業してフリーランスに転身することが多いという特徴があります。
合格率約4%という人材供給量の少なさから、競合相手の少ない環境で独立することができるのです。

フリーランスに転身するまでのキャリアとしては、学生・社会人に関わらず数年間の学習期間を設けて資格を取り、司法書士会推薦の企業で実務経験を積んだ後に独立という流れが一般的です。
自身の人脈や営業力があれば、フリーランスで年収1000万円の大台に到達することもできる職種と言えます。
最近では数多くの業種からフリーランスに転身する方は増えているため、その法人化(会社設立)手続きを司法書士に委託するケースも増加傾向にあるようです。
フリーランスならではの人脈を活かしながら、自由かつ堅実に収益を上げられる職業と言
えるでしょう。

独立資金は最小限で済む「土地家屋調査士」

土地や建物を測量する職業が「土地家屋調査士」です。
土地家屋調査士は不動産の正確な現状把握に欠かせない重要な職業であり、士業の中で戸籍謄本や住民票の写しなどの公的書類を請求出来る権利を有する8士業の一つに数えられています。
土地家屋調査士の試験合格率は8%前後と非常に低く、難関資格と言ってもいいでしょう。

そのかわり職務履歴や実務経験による優遇措置はないのですべての受験者が公平な条件で挑戦できます。
土地家屋調査士は特殊技能が求められる専門職であり、独立開業には向いています。
特に不動産売買が活発なエリアでは需要が高く、フリーランスとして活躍すれば年収1000万円以上も夢ではありません。

顧問契約で安定した収入が期待できる「社会保険労務士」


顧問契約で安定した収入が期待できる「社会保険労務士」

社会保険のスペシャリストとして活躍できるのが「社会保険労務士」です。
合格率は7%と難関資格ですが独立開業には非常に向いている職業です。

独立後に企業と顧問契約を結べば安定的な収入が見込めます。
業務内容事態は事務作業の他にマネージメントやコンサルティング業務など幅広く、負担の少ないコンサルティング等に注力すれば複数の企業と契約を結んで大きな収入を得ることもできるでしょう。
総務や人事など関連した仕事に従事している方でしたら、試験に仕事の知識が生かせるのも大きな魅力です。

独立開業は簡単ではありませんが士業資格は大きな武器になります。実力と実績を兼ね備えればサラリーマン時代の何倍もの年収を稼ぐのも不可能ではありません。
将来の成功を目指してまずは試験合格に向けて努力してください。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。