Q.試験を目指した理由・契機
土地家屋調査士試験を受験する前に、独学で測量士補試験に合格しました。
多くの土地家屋調査士受験生と同様、測量自体に興味があって測量士補を受験したわけではなく、午前試験の免除を目的としていました。しかし測量士補試験に合格後、トータルステーション等の測量機器や測量ソフトを操作する機会がありました。
測量士補試験で学習した内容を実践する中で、測量に対する興味が強くなり、令和6年1月上旬に測量士試験への挑戦を決意しました。
Q.東京法経学院講座を受講しようと思ったきっかけ
まずは、市販されている測量士試験の受験テキストや模範解答集を購入し、独学で勉強を開始したところ、テキストに記載の内容も模範解答も理解できずに苦戦し、令和6年1月中旬には測量士試験への挑戦をあきらめかけました。
その後、測量士試験の通信教育講座を開講している4校について、パンフレットやサンプル動画などで比較検討をした結果、黒杉先生の講義を受講することで測量士試験の内容を理解できそうに感じたため、願書提出締切日の前日に出願し、東京法経学院の測量士講座にも申し込みました。
Q.学習するうえで工夫したこと
学習するうえで私が工夫したことは、何もありません。
黒杉先生の講座を受講し、先生の指示通りにテキストの練習問題を解き、先生が暗記を指示した条文を覚えました。
また、全20回の講義の最後には、黒杉先生が「択一式で頑張って高得点をあげれば、記述式はある程度の得点で合格できる。このテキストは択一式は全範囲を網羅している、記述式もほとんどの範囲を網羅している。」とおっしゃったので、その教えを愚直に守り、テキスト、択一式過去問、記述式過去問を何度も繰り返しただけです。
Q.受講講座を受けての感想、良かった点はどんな点ですか?
本試験の予想問題が教材に含まれていたことで、過去問以外の問題にも取り組めたことはとても良かったです。また、その予想問題は通信講座の提出課題になっており、期限内に提出した場合には採点していただいた答案が自宅に郵送されるのも良かったです。
特に記述式の過去問演習においては、「この解答だと、いったい何点くらいになるのだろうか?」と不安になっていたところ、東京法経学院の先生に採点していただく中で、記述式での得点の目安や記述式で得点できるコツを教えてくださったことは、とてもありがたかったです。
Q.学習時間はどのように作っていましたか?
平日は会社員として勤務しているため、学習時間は平日の夜と土日に限られました。
まず、黒杉先生が提供してくださった全20回(45時間)の講座は、仕事で疲れている平日の夜ではなく、土日に受講しました。講座を受講した後は、平日の夜にテキストの暗記、間違えた問題の解き直しなどをしていました。
また、過去問を利用して、本試験と同様の2時半をかけた演習も行いましたが、午前試験も午後試験も2時間半の長丁場であるため、それらは土日を利用しました。
Q.わからない箇所があるときはどうしましたか?
黒杉先生の講義がかなりわかりやすかったので、講座の受講中にわからない箇所は1つもありませんでした。
過去問演習を始めた初期のころは、わからない問題も散見されたものですが、過去問の解説とテキストの見直しによって全て解決してしまいました。
このような状況につき、残念ながら私は利用しなかったのですが、教材の中に「質問票」と「料金後納郵便の封筒」が同梱されており、わからない箇所が生じた際に気軽に質問できる制度は、とても良いと感じました。
Q.モチベーションはどのように保っていましたか?
黒杉先生の講義を継続的に視聴することで、勉強に対するモチベーションを維持することができました。
また、講義を理解して、過去問が解けるようになると、試験勉強がさらに面白くなり、高いモチベーションを維持することができたと思っています。とはいえ、記述式試験については、「自分の書いたこの答案で、合格点はいただけるものだろうか?」と不安な気持ちを抱えていましたが、東京法経学院の通信講座では、記述式も3回分の添削課題が含まれているため、その採点結果とコメントがさらにモチベーションを引き上げてくれました。
Q.次の目標はありますか?
黒杉先生のおかげで、測量士試験に一発合格することができました。そこで、まずは測量士として登録をします。現在の勤務先は測量と全く縁のない業種ですが、当面は現在の勤務先で会社員として勤め続ける予定です。
しかし、現在の仕事内容よりも、測量に強い興味を抱いているため、どこかのタイミングで現在の勤務先を円満退職した後、測量業における実務経験を積むとともに、土地家屋調査士としても実務経験を積むつもりです。そして、究極的にはそれぞれの専門家として独り立ちしたいと考えています。。