平成25年度 土地家屋調査士筆記試験の合格者の皆様へ

貴方の「合格学習法」を後学者に伝授して いただけませんか?

本年12月下旬発行の市販本の「平成25年度調査士本試験問題と詳細解説」の
巻末特集にその「合格学習法」を収録させて下さい。

 本年度の調査士試験の筆記試験の合格誠におめでとうございます。

 さて,毎年恒例の「合格者アンケートのお願い」がお手許にわたっているかと思われます。本年度も,平成25年度筆記試験の解説集の決定版の「平成25年度 土地家屋調査士本試験問題と詳細解説」(市販本,定価 1,260円)を12月下旬に発行する予定でおりますが,その書籍の巻末特集として,「平成25年度の調査士合格者が語る『私の合格学習法』」の掲載を予定しています。

 そこで,「筆記合格」をなされたばかりの皆様に,今の感激をもとに,その「学習体験記」を記述していただきたいと思います。今回,記述していただく「学習体験記」は,本学院の月刊不動産法律セミナー誌上での「合格体験記」(受験動機〜合格までのプロセスを記した長い体験記)ではなく,学習法に絞ったものについて,回答していただき,これを当方が記事として構成して,収録するものです。したがって,記事内容が個人や筆記試験での成績を特定することはなく,ましてや,「署名入り」で掲載するものでないことをお断りしておきます。(下記に,全員の方の「題名」と,例としての一文を載せています。)。
 後学者の方々の為に,ぜひ協力して下さい。

「私の合格学習法」の執筆要領等は,次のとおりです。宜しくお願いします。

1 収録書籍
 筆記試験の合格発表後の法務省当局の「択一式の正解」,「記述式の出題の趣旨」に従って,平成25年度の本試験の解説・解答例(「速報版」で発表)を検討し,筆記試験の確定版として,2014年受験用の市販本の「平成25年度 土地家屋調査士本試験問題と詳細解説」(平成25年11月1日現在の法令によるもの)を発行しますので,その一部として,「私の合格学習法」を収録します。

2 記事内容
 筆記合格者の方々から寄せられた「学習体験記」をベースに,「調査士の合格学習法」として編集します。

3 送付方法 
 下記送信フォームよりお送りください。
 ※ 住所,氏名,電話番号,受験回数を必ず書き添えて下さい。

4 送付〆切日  平成25年12月2日(月)

5 テーマの例
・測量士(又は建築士)がいかにして法令学習を行ったか?
・基本テキストの読込みの方法
・通信教育では,いかにして基礎学習を行ったか?
・「六法」をどのように活用したか?
・「過去問集」や合格指導教材「合格データベース」をどのように活用したか?
・合格指導教材「申請マニュアル」をどのように併用したか?
・「測量計算」,「作図」をいかにして克服したか?
・「答練」の活用法
・「不合格」から見つけ出した私の学習法
その他,テーマ,内容を絞って,A4判で1〜2枚程度記述して下さい。

6 謝礼
 「学習体験記」を採用(掲載)させていただいた方には、この「特集」を収録した市販本(12月下旬発行予定)を発行次第,送付します。なお,住所・氏名等の特定できないものは送付できませんので,予めご了承下さい。

(担当)東京法経学院 制作部 TEL(03)6457-8491


(参考) 「平成22年版」の15名の方の題名

1 Aさんの場合
メディア講座で通信教育のハンデを克服

2 Bさんの場合
過去3回の不合格の原因を探り、学習方法を改善して合格!!

3 Cさんの場合
パソコンで独自にデータベースを作成し、知識を整理しました=・

4 Dさんの場合
私は、問題文の「速読」をすすめます!!

5 Eさんの場合
独学での学習は自分のベースになる基本書をつくること

6 Fさんの場合
THGの教材・書籍の徹底活用法を伝授します=・

7 Gさんの場合
「THGの答練の解説書」こそ最高の調査士の参考書だ!!

8 Hさんの場合
「申請マニュアル」の活用は、書式と択一の一石二鳥の学習法だ!!

9 Iさんの場合
解答時間の不足を解答順を変えて克服した!!

10 Jさんの場合
不合格から見つけ出した私の合格学習法

11 Kさんの場合
土地の書式における「複素数モード」の習得について

12 Lさんの場合
私の学習テーマは、「六法をボロボロにすること」でした!

13 Mさんの場合
私の書式の学習は、全書スタイルで書くことが基本

14 Nさんの場合
1年で合格した私の択一(不動産登記法)の学習方法

15 Oさんの場合
択一征服は、○×△法による学習の繰り返し!!

(「平成22年版」の一例文)

9 Iさんの場合

解答時間の不足を解答順を変えて克服した!!

 多くの受験生が抱える悩みの1つに,「2時間半という試験時間内に全て解答することができない。」ということがあると思います。私の場合も,本試験はもちろんのこと,答練や模試でいつも全て解答できず,時間切れとなり困っていました。
いつも「択一」→「建物の書式」→「土地の書式」というオーソドックスな順番で解答していたので,土地の書式の解答中で時間切れ。過去2年の本試験では総合計の点数では合格していたのに,土地の点数が低いために書式で足切りとなり,もう少し時間があればと,いつも悔しい思いをしていました。
私の場合,“いかに土地の点数を上げて足切りをクリアするか”が最大の課題であり,また逆にこれさえ克服できれば,絶対合格できる自信があったので,今年は答練を受ける必要もないと思い,ひたすらこのことだけを考えていました。
そこで思いついたのが,“じゃあ一番最初に土地からやって土地の解答欄を全て埋めればいいのでは?”ということでした。
そして最終的に,「土地の書式」→「建物の書式」→「択一」というおそらく誰もやっていないであろう順番で解答することに決めました。
今度は逆に択一で時間が足りなくなって,択一の足切りになるかも知れないという不安もありましたが,極端なことを言えば,択一はマークさえすればよいのだから,時間がなければ,5肢全部読まなくても正解にはたどりつけるとの考えから,択一を後回しにしました。
そして,それまでどんなに頑張ってみても,最初に択一からやっていた時は択一に40分かかっていたのが,最後にやるようにすると人間尻に火がつくと信じられない力を発揮するようで,30分でできるようになり,時間内に全ての科目を解答できるようになりました。
今年の本試験では土地・建物の書式が終わった時点で残り20分という絶対絶命な状況でしたが,本当に火事場の馬鹿力で頭をフル回転させ,20分で択一をやり終えました。(安全策として第4問から解答し,民法は一番最後にした。)
この「土地の書式」→「建物の書式」→「択一」という順番は決してすすめられる方法ではないかもしれませんが,私の場合は,2年連続で土地の点数が原因で悔しい思いをしていましたので,もうこれしかなかったのです。もし今年も,初めに択一から解答していれば,また書式の足切りで落ちていたと思います。
1人1人,弱点やその克服法は違うものです。多くの人が否定するようなことでも,自分に必要だと思えばどんどんやってみるべきです。

土地家屋調査士2013 学習体験記 送信フォーム
お名前
ご住所
電話番号
メールアドレス
受験回数
学習体験記
 

 
info@thg.co.jp