司法書士 受験用書籍
司法書士 完全整理 最強の会社法(改訂3版)


- 竹尾豊大 著
- 商品番号 1603-7103011
- ISBN978-4-8089-1596-4 C2032 \2800E
- A5判
- 332頁
- 定価 本体2,800円+税
- 編集基準日 2015年12月1日
●書籍概要
- 大好評につき平成27年5月に改正会社法に対応しました、司法書士試験合格に必要な情報を徹底的に整理・収録。近年の本試験問題を踏まえて、約980条に及ぶ会社法の条文について、司法書士試験に的を絞った受験生必携の好書。改訂3版の発刊にあたり、以下の点を改訂しました。
- 会社法の一部を改正する法律(平成26年法律第90号)の施行により、所要の整備を行いました。
- 本試験の近時の出題傾向を反映するため、所要の整備を行いました。
- その他、改訂2版に対する指摘や意見を踏まえ、適宜、記述の加除を行いました。
品切れ
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読者レビュー
- コンパクトで情報の集約・一元化に適した図表を使用しているので勉強しやすい。…30代男性
-
条文数も多い会社法のポイントがコンパクトにまとめられており大変使いやすいです。…40代男性
-
会社法のポイント整理に非常に役立ちます。…50代男性
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非常に表紙のデザイン・内容ともに完成度高いと思います。…30代男性
はしがき
はしがき
- @本書の概要
本書は,司法書士試験に的を絞り,合格に必要な情報を図表により徹底的に整理し,集約した,短期合格のためのテキストである。本書は,「本書と条文さえあれば合格できる!」と胸を張って言える水準のテキストに仕上がっており,本書に記載されている情報に無駄はなく,本書に記載されていない情報で必要な情報はないであろう。まさに,タイトルどおり最強のテキストである。
- A司法書士試験における会社法及び本書の活用法
司法書士試験における会社法は,午前の部の出題科目であることのみならず,午後の部の出題科目である商業登記法(択一式及び記述式)にも密接な関係があるため,司法書士試験の中で非常に重要なウェイトを占めている。そして,その出題は,900条を超える膨大な条文の正確な知識を問うものであり,合格レベルに達するには相当の労力が必要となる。
本書では,以上のような司法書士試験における会社法の出題分析をふまえて,受験生の労力を少しでも軽減し,効率よく学習できるよう,図表を活用した。また,近年の本試験を分析すると,ある制度と他の制度を比較する問題が多く出題されているが,本書においては,図表による比較を行うことにより,近年の試験傾向にも対応させた。
本書は,学習初期の受験生が知識の整理に活用することもできるが,それだけではなく,会社法の条文読みをする際や,試験直前期の知識の確認にも,幅広く活用できる内容となっているので,それぞれのニーズに合わせて活用してほしい。
- B受験生へ
最後に,司法書士試験においては,そのほとんどが本書の内容から出題されるはずであるから,受験生は,本書を徹底的に活用し,短期合格の栄冠を勝ち取って欲しい。読者諸君の健闘を祈る。
改訂版発刊にあたって
平成18年5月1日に会社法が施行されてから,平成18年度,平成19年度及び平成20年度と3回の司法書士試験が実施され,過去問が蓄積されたため,出題された全24問を参考過去問として掲載することとした。
参考過去問は,どの論点から過去問が出題されているか,明確に認識することができるよう,多肢択一問題を肢ごとに分解し,体系的に整理して該当するテーマのチャレンジステージに挿入した。
また,参考過去問について,詳細な解説も掲載しているので,徹底的に活用し,過去問を制覇してほしい。
改訂 2 版発刊にあたって
改訂 2 版の発刊にあたり,以下の点を改訂した。
- @ 改訂版の発刊後に,平成21年度の本試験が実施されたため,《チャレンジステージ》の該当部分に,平成21年度の本試験問題及び詳細な解説を,適宜,追加した。
- A 平成21年3月27日に公布された「会社法施行規則,会社計算規則等の一部を改正する省令(平成21年法務省令第7号)」に基づき,所要の整備を行なった。
- B その他,改訂版に対する指摘や感想を踏まえ,記述の加除を行った。
改訂3版発刊にあたって
改訂3版の発刊にあたり,以下の点を改訂した。
- @ 会社法の一部を改正する法律(平成26年法律第90号)の施行により,所要の整備を行った。
- A 本試験の近時の出題傾向を反映するため,所要の整備を行った。
- B その他,改訂2版に対する指摘や意見を踏まえ,適宜,記述の加除を行った。
平成28年2月
著者 司法書士 竹尾豊大
本書の使用法
本書では,会社法・商法について試験で必要となる知識を20個のテーマに分けて整理しています。各テーマは,「チェックステージ」と「チャレンジステージ」から成り立っています。
1 チェックステージは,図表により,必要となる知識を整理したものです。
一つ一つの図表がそのまま,学習のポイントになっています。整理した上で覚えていくようにしてください。
とくに重要な点については,赤字で印刷しました。その部分は,付属の赤いシートをかぶせると消えます。そのようにして,重要知識の穴埋め問題として使用することにより,知識の定着を確実なものにすることができるでしょう。
また,各図表には,見出しを付けました。これは,各図表のテーマを表しますが,実は,別の使い方もできるように工夫しました。それは,この見出しが〈問題〉で図表がその〈答え〉という意味合いを持たせたということです。つまり,見出しだけを見て,図表に書いてあることを考えてみるという学習も可能なのです。たとえば,「取締役の任期」という見出しは,「取締役の任期を答えよ」という問題に読み替えて,その図表に書いてある内容を考えてみるのです。考えてから,図表をみると,取締役の任期についての原則から短縮できる場合,伸長できる場合などが場合分けして整理してありますから,自分の考えと比べてください。見出しだけを見て答えるのが難しければ,見出しと表の薄いピンクの網掛けの部分を見て考えてください。薄いピンクの網掛けをみれば,表の形が分かりますから,考えやすくなるでしょう。最終的には,見出しだけをみて,表の形までわかるようになるのが理想です。このように使用すれば,問題意識も高まり,知識の定着にもより有効となります。
2 チャレンジステージ
チャレンジステージでは,チェックステージで整理した範囲の問題が掲載されています。すべての問題に詳細な解説を加えるとともに,チェックステージのどの図表からの出題か分かるように,図表番号を掲載しました。間違えた問題やわからなかった問題については,必ずチェックステージの図表に戻って整理をし直してください。