合格体験記「転職を考え一生使える資格をもちたい。」|土地家屋調査士試験|東京法経学院





土地家屋調査士 合格体験記

「転職を考え一生使える資格をもちたい。」

体験記

 体験記

K.D さん(愛知県)

◆私の受験動機

 私は土地家屋調査士に2度目の受験で合格しました。今まで、全く測量を勉強したこともなく、また予定もありませんでした。そんな私が土地家屋調査士を目指した最大の理由は、転職を考え一生使える資格を持ちたいと考えるようになったことです。

◆初めに勉強したこと

 土地家屋調査士試験にできるだけ早く合格できるように、まずは測量士補を取得しました。もちろん調査士2次試験免除のためです。測量士補受験のために使用したものは東京法経学院刊の3つの参考書(測量士補過去問マスター、測量士補重要アイテム105、測量士重要項目マスターノート)でした。勉強期間は、1日の勉強時間2〜3時間の勉強で合格することができました。

◆調査士合格への道のり

 測量士補の受験が終わり、合格発表(7月中旬)までの間、「今度は調査士1本の勉強!」と思い約1ヶ月猛勉強しましたが、調査士の第1回目の受験後の感想は"手も足も出ない"の一言でした。その後、会社を退社し、翌年の受験に専念することにしました。
私のとった学習方法をご紹介しますと、書式は毎日3枚ずつB4の白紙の紙に書きました(わざと全書する勉強方法にしました)。最初のうちは、基本的な書式の問題集(東京法経学院 調査士書式合格問題集「土地編」「建物・区分建物編」)の解答を写すだけで1日の勉強は終わりという日も、何日も続きました。しかしこの学習方法は効果的で基本の書式パターンを覚えるのには最適でした。次に同様の方法で、東京法経学院の「調査士書式攻略ノート」の書式を写しました。半年後には、どんな書式でも1枚平均30分程度で書けるようになっていました。
しかし、択一はというと、ケアレスミスをよくしました。点数も東京法経学院の答練で15点前後が常でしたので、得意だったとはいえません。ただ、問題を解答する時間よりも六法を引いて確認する作業をメインにしていました。勉強が進むにつれて「見たことがある問題だな。類型の、問題を見たことがあるな。」と思える頃には楽しくなってきました。
合格した年の3月から通学しはじめた実戦答練の前半の頃は、全くといっていいほど合格レベルに届かない状況でした。ただ、答練の問題・解説は必ず復習をし、分からないところは調査士合格ノートで確認して知識を定着させることは怠りませんでした。答練は回数が進んでいくうちに、後半あたりでは上位者に名前が出てくるようになりました。

◆最後に

 これから勉強を始める方で、測量について何も知らない方でも、大丈夫だと思います。私自身、何も知識のない状態から始めて、測量士補試験に1回で合格、調査士試験は1年と9ヶ月で合格することができたのです。受験指導校を有効に利用し、きちんと勉強すれば必ず合格できます。受験生のみなさん、是非がんばって合格を勝ちとってください。