「自分のライフビジョンのワンステップとして」
D.Nさん(大阪府)
◆模擬試験は必ず受けよう!
当時、私は翌年に就職活動をひかえ、働くうえで直接役に立つもの、手当てがつくものなどを基準に資格の検討をしていました。また、自分のライフビジョンのワンステップとして法律関係の国家資格を得たいと思い、宅建試験の受験を決めました。
何かに挑むとき一番大事なことは、その対象についての明確なイメージをもつことだと思い、まず情報収集から始めました。特に、合格体験記には意味があります。試験に合格した人の戦略・戦術を借用し、自分なりに分析・アレンジし試験当日までの学習計画を立てたら、後はその実践と修正を繰り返すのみです。
私は、ローコストをめざしたため受験指導機関への通学はせず、市販のテキスト・過去問のみを頼りとしました。ただ、模擬試験は出費だと思っても必ず受験するべきです。いろいろな資料が得られ、自分の弱点の補強・底上げに役立ちます。特に試験直前の二週間では威力倍増以上の効果があります。
◆分野ごとの学習法
宅建業法は出題数がもっとも多く、実務でももっとも重要な法律で、一番力を注ぐべき分野です。とにかく細かいところまで頭に入れておかないと試験では得点できないので、マーカーなどで繰り返しチェックしながら、テキストを読み進めていきました。
権利関係の科目をよく調べてみると、@区分所有法や不動産登記法のように、狭い範囲から確実に出題され、覚えれば得点源となるもの、A民法や借地借家法のように、相互の関連性が大事で、問題量をこなし理解を深めていかなければならないものに大別されます。民法などは、原則・例外・第三者との関係を要約したものをつくっておくと見直しに便利です。全範囲に目をとおして抵抗感を減少させることが重要なのです。
法令上の制限・税・その他については、合格者の多くが苦手とし、私も苦手分野でした。そのためによいアドバイスはできません。ひとついえることは、本試験で、いままでにない細かい知識を問う問題が急増したので、これまでのように軽く流すことは危険になったように思います。本試験終了まで記憶の維持に努めましょう。
◆ビジョン・情熱・集中力・実行力
宅建に合格するために必要な学習は、基本の習得と過去問による演習、そして、その繰り返しです。きわめてオーソドックスな方法ですが、これで必要十分だと断言できます。理由は、私が合格できたからです。合格という目標に対して必要なものは、ビジョン・情熱・集中力・実行力の四つだと思います。
試験の合格は、合格基準点のクリアだけが目標と思い、そのためだけに努力することです。合格発表で自分の名前を見つけたときは、とても嬉しかったです。いままでやってきたことが報われ、一枚の合格証書として結実しました。実務講習修了後は、取引主任者として、アルバイトをして社会に貢献し、勉強をさせていただきたいと考えています。
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