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「私の直前1ヵ月総仕上げ学習法」

A.Nさん(北海道)

◆受験の目的

 私が社労士の資格を目指したのは、企業の技術系のスタッフとして、作業環境測定士等の資格取得時に労働安全衛生法を学習していたこと、また、管理職として、労働基準法、労務管理一般には熟知していたことから、これらの知識、資格を活かす上で、より専門性の高い資格として社労士資格の必要性を認識するに至ったからです。

◆学習開始から模試惨敗まで

 学習法は、これまで取得してきた資格と同様に独学で臨むことにしました。学習開始から本試験受験まで準備期間が7ヶ月しかなかったため、インプット期間を5月末までの4ヶ月、アウトプット期間を7月末までの2ヶ月、そして最後の総仕上げとして1ヵ月のプランを立てました。プランには公開模試を5月末と7月末に2回受験し、インプット期間とアウトプット期間における学習の進捗度をチェックする仕組みも取り入れました。
 インプット期間では、基本書を一度通読した後は、基本書のコンパクト版を繰返し読み、記憶するよりもむしろ、法制定の背景等を理解することに努めました。その結果1回目の公開模試では、ほぼ予想したとおりの、選択式26点、択一式33点を取得できました。続いて、2ヶ月のアウトプット期間では、択一式の過去問を3度終了した後、予想問題集にも着手しました。選択式については、択一式の問題解答の中で逐次記憶することとし、取り立てて何も対応しませんでした。その結果7月下旬の公開模試では、選択式26点、択一式32点という惨敗の憂き目を味わったのです。

◆直前1ヵ月の総仕上げ

 この公開模試の結果により、インプット期間終了後2ヶ月分の知識が身についたと誤解していた自分に気が付いたのです。そこで残り1ヶ月間の総仕上げ期間では、ただ片っ端から暗記していくだけの学習法を改め、次の学習法を取り入れました。
@"合格メモ"の作成
 新たに開始したのは、過去問を再度解きながら、暗記が必要な箇所を抜き出し、"合格メモ"と命名した用紙に、その箇所を試験直前に暗記できるように丁寧に書き込む作業です。メモの枚数は50枚に及び、合格への大きな手助けとなりました。
A"合格メモ"短期記憶化
 そして、本試験直前の3日前に、満を持して合格メモを暗記する作業に突入しました。それまで、暗記できている知識を再確認して、その箇所の知識を確かなものにしていたため、合格メモを暗記する作業により、全般的に横断整理することもできるという相乗効果も得られました。この結果、学習期間を通じて、最も充実した3日間となりました。受験当日も合格メモだけを熟読し、記憶を確実なものにしました。結果、やるべきことは全てやり尽くしたという自信を生み、難問にも慌てずに回答できたものと思っています。

◆合格をつかむポイント(受験生の方々へ)

@公開模試を活用する
 社労士試験において、択一式70問を210分という限られた時間の中でいかに解くかという点は、大きなポイントであると思います。この時間配分を身をもって体験するチャンスは、公開模試しかありません。受験される方はぜひ受験することをお奨めします。
A合格した後の歓びの姿を強くイメージする
 私が最後まで粘り強く取り組めたのは、合格したときの歓ぶ姿を強くイメージし続け、アドレナリンを分泌し続けることができたからだと確信しています。「夢は適う」。 夢を現実にするよう、受験生の皆様方のご健闘を祈念します。

    〔 profile 〕
  • 年齢 49歳
  • 職業 会社員(技術系管理職)
  • 最終学歴 大学卒
  • 受験回数 1回
  • 1日平均学習時間 2.5時間
  • 受験動機 
     作業環境測定士、衛星管理者の資格を取得した際に、労働安全衛生法、労働基準法を学習しており、また、労務管理一般常識は業務上からも理解していることから、自分の取得した知識、資格の延長線上にある専門的な資格と位置づけられる社労士の資格取得を目指した。