|
書籍概要
|
●司法書士試験合格に必要的な基本的書式の雛形集!
●書式例約160件とその簡潔なポイント解説を原則見開きで掲示してあります。
●平成20年11月25日の不動産登記規則改正に伴う登記記録の様式に変更に対応してあります。 |
はしがき
司法書士筆記試験の午後の部においては、多肢択一式の問題のほかに、登記の申請情報(申請書)の作成を問う記述式問題(いわゆる「書式」)が出題されています。この記述式問題は、昭和54年度に司法書士試験が国家試験に移行された際に新たに登場して以来、常に筆記試験の合否を大きく左右する存在となっています(午後の部の配点は、択一式35問(105点満点)、記述式2問(52点満点)となっており、記述式問題は午後の部の3分の1のウエイトを占めています)。
この記述式問題を征服するには、総合的な法律判断能力と正確・迅速な事務処理能力の2つの能力をしっかりと身につける必要があります。特に、現行の本試験では、法律的判断能力において、手続法の知識・理解力をはじめ、法務省の見解である先例や登記実務における慣行、さらには実体法(民法、会社法)の知識や理解力をも必要とされることから、司法書士試験における記述式問題は、ただ「ひな形」を書き写して覚えるといった、単なる「慣れ」だけでは克服できるものではありません。
「書式」を征服するということは、重要な書式例をマスターしておくことはもちろん、作成するに至るまでの過程(実体的手続の流れ)を正確に理解し、いかなる書式でも作成しうる応用力を身に付けておくことということです。
そこで弊社が日々の合格指導講座の中で作成・蓄積してきた教材・資料を基に、受験生の方々が効果的に学習を進めていただけるよう、作成したのが本書です。
本書は、記述式問題の征服にあたり、重要な書式例はもちろん、試験合格に必要な書式例をピックアップし、その1つ1つに「注意事項」「プラスワン」等のきめ細やかな解説を加えました。
これにより、本書を利用して学習を進めていただけば、試験に出題されうる書式例をほぼマスターすることができ、記述式問題の解答にあたり必要とされ る実体法・手続法の知識・理解力を十分に修得することができるとともに、記述式問題から択一式問題への多面的な学習が可能となります。
新訂三版においては、編集基準日を平成20年12月1日とし、解説をオンライン指定庁における申請に統一すると共に、77-2・120-2 ・124-2を追加しています。
本書が、多くの受験生の皆様の学習に供され、皆様が合格の栄冠を勝ち取られますことをお祈りいたします。
平成21年1月
東京法経学院講師室
本書の特長・利用法
本書の特徴
1 司法書士試験に必要な基本申請情報の雛形(以下、「書式例」という)を約160件提示
司法書士試験に合格するために必要な不動産登記の書式例から、一定量を示すことにより学習過程におけるムダを省くことができます。本書に収録した基本書式例は、過去問の出題傾向を分析し、実務上の観点をも考慮し、選択しています。
現在の出題形式(3〜4件の連件申請)に対処するためには、個々の登記ごとの正確な知識がベースになりますから、本書に登載されている書式例を確実にマスターすることを心掛けてください。
2 書式例と解説を見ひらきで掲載
この様式は、姉妹書の「司法書士・書式征服システムノートU商業登記」も同様です。
これにより、単に雛形を掲げるだけではなく、どのような事例であるかを提示し、日付・氏名等を具体的にし、事案を各人で具体的にイメージすることができます。
3 登記記録例を掲載
申請がなされると、登記としてどのような記録がされるかを、申請の前後に分け、登記事項証明書の形で明示しています。
4 豊富な図解とコンパクトな解説
解説を原則として、注意事項、添付情報、プラスワンの3項目に分け、各項目の重要ポイントを条文・先例等を通して簡潔にまとめています。また、類似書式例との関連も意識しながら解説していますので、相互に関連させて学習することができます。
5 その他、書式の征服に必要な事項を掲載
第1部「基礎知識」において、訂正等の方法、登録免許税等に触れ、また第2部「書式例」の各項目ごとに関連先例を掲載していますので、学習の参考に役立ててください。
6 編集基準日
本書の編集基準日は、平成20年12月1日です。なお、「本書の利用上の注意点」をご一読ください。
本書の利用法
1 基本テキストとの併用を!
不動産登記の理論を具現化すると、本書の申請書例に集約されます。理論を終えた後に記述式問題の対策を、とそれぞれを分けて学習するのではなく、理論と具体例とをリンクさせながら学習を進めることをおすすめいたします。
本書と基本テキストを併せて活用いただけば、理解力も深まり、かつ学習効率もアップすることでしょう。
2 知識の再確認に!
問題を1問解答するごとに、本書の基本書式例にフィードバック(再確認)することで、さらに知識を固めることができます。
3 過去問・練習問題集との併用で実カアップ!
「過去問の検証」及び「択一式問題との関連学習」を行う場合には、「司法書士過去問マスター(4)不動産登記法(択一)」、「同(5)不動産登記(記述式編)」、「司法書士 択一実戦問題集(2)午後の部」(すべて小社刊)をご活用ください。
また、記述式問題の演習には、基本問題集「司法書士書式シミュレーション1不動産登記」、実戦問題集「司法書士記述実戦問題集(1)不動産登記」(ともに小社刊)をご活用ください。
|