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測量士補試験で使う数学はどんなレベル?


測量士補試験で使う数学はどんなレベル?

建物を建てる時だけでなく、土地の高低差、土地の評価、土地の売買や境界杭の復元など、測量はあらゆる場面で必要になります。
そして測量が行えるのは、測量士と測量士補のみと法律で定められています。
測量士補は測量士同様、建築、土木系の国家資格の一つで公共事業にも欠かせない存在であるため、ニーズが高い資格。
そんな測量士補の試験では数学が欠かせません。
この試験で必要になる数学のレベルや内容は、どんなものなのでしょうか?

測量士補の試験内容


測量士補の試験内容

測量士補には受験資格がないため、誰でも受験できます。さらに実務経験も必要ないので、受験ハードルは低い資格といえるでしょう。
ただし、試験は年に一度しかないので、しっかりとした対策が必要不可欠です。
また、難易度のわりに合格率が低いのも測量士補試験の傾向なので、合格率に惑わされないようにしましょう。

測量は、距離・高さ・角度を使って地球上の位置関係を測定し、その数値を調べるというもの。
測量士補の試験では計算問題が多く出題されますし、測量士補の試験では電卓を使うことはできません。
数学の知識は中学校から高校レベルで、基礎的な内容です。
ただ、学校の数学の問題とは質が異なるので、テキストや過去問題で測量士補の計算問題に慣れておく必要があります。

必要な数学の知識

測量士補試験で必要となる数学の知識は、四則計算や分数、少数といった基本的な内容はもちろん、三平方の定理(ピタゴラスの定理)、三角関数、正弦定理、余弦定理あたりは測量に欠かせない知識でもあるため、必須となっています。
内容としては中学から高校にかけてのものですが、高度な知識が必要になるのではなく、身につけるレベルとしては基礎的なレベルでOKです。

覚えておきたい公式

■三平方の定理(ピタゴラスの定理)
直角三角形の3辺の長さの関係を表す等式で、斜辺をc、残りをa、bとすると、
c2=a2+b2

■三角関数
三角関数を考える時は、必ず直角三角形で考えます。
斜辺をc、残りをa、b、直角の左側にある角度をθとすると、
sinθ = b/c
cosθ = a/c
tanθ = b/ a

■正弦定理
三角形の角と辺の関係を示す定理で、三角形の頂点を A 、 B 、 C 、これに対する辺をa、b、c とするとき、
a/sinA=b/sinB=c/sinC=2R
ただし、角形に接する外円の半径Rは測量士補では使いません。

■余弦定理
三角形の頂点をA、B、Cこれに対する辺をa、b、cとする時、
a2 = b2+ c2 – 2bc cosA
b2 = a2+ c2 – 2ac cosB
c2 = a2+ b2 – 2ab cosC

このあたりの公式は覚えておきましょう。
測量士補の計算問題は、パターン化されています。
そのため、使われる公式も限られているので過去問題や練習問題でパターンを把握しておくことが大切です。

 

 

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