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土地家屋調査士が独立開業するまでの手順

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土地家屋調査士は、比較的独立のしやすい資格です。土地家屋調査士として起業したり、脱サラの目的として考えたりしている方も多いのではないでしょうか。
そこで土地家屋調査士として独立開業するまで手順、また開業費用など独立開業にあたって気になる部分をご紹介していきます。

 

1.土地家屋調査士として独立開業するまでの手順
土地家屋調査士として独立開業する場合、以下のような手順をたどっていく形となります。

土地家屋調査士試験に合格する
②実務研修を行う
※全くの実務未経験者の場合は、土地家屋調査士として登録する際に実務研修を薦められます。実務研修は土地家屋調査士事務所や通信講座などを利用して実施されます。
③土地家屋調査士連合会に登録する
※土地家屋調査士として働く場合、登録は必須となります。
④必要に応じて事務所やオフィスを手配する
⑤税務署に開業届け(個人事業主開業届)を出す。また必要に応じて県税事務所に事業開業報告書を出す
⑥測定機材や事務用品・名刺などを手配する
⑦事業スタート

土地家屋調査士の開業までのおおまかな流れは以上になります。これらのステップは必須ですので、忘れずに行うようにしましょう。

 

2.独立開業に掛かる費用
土地家屋調査士が独立開業する場合の費用については、以下のようなイメージとなります。

・土地家屋調査士連合会の登録費用、会費など……約25万円
・測定器具一式……約20万円
・パソコン、プリンタ、実務ソフトなど……約30万円
・その他(文具や名刺など)……約5万円
合計)約90万円

以上のように事務所などを構えず単身で仕事をする場合は、約90万円程度あれば開業できます。

その他、必要に応じて以下の様な費用が発生してきます。
・事務所・オフィスの賃貸料、光熱費など・・・10万円~
・事業で使用する自動車やバイクの購入費用、維持費・・・金額は状況による
・人件費・・・金額は状況による

例えば一等地に事務所を構え、スタッフを何人か雇うなどを想定すると、数百万円レベルのランニング費用が必要になってきます。

 

3.独立開業する前の注意点
土地家屋調査士の場合、なかなかお客自体が見つけ難いですし、また同じ顧客を担当できるのは基本的にはマイホームを建てたりする時くらいです。土地家屋調査士は新しい顧客をいかに開拓できるかが重要になってきます。
そのため、建築会社や測量会社などお客からの依頼が集まり仕事を分け与えてくれる組織と事前につながりを築いておく事が大切です。独立開業したからといって全く独りでやっていこうとすると路頭に迷ってしまう危険性があります。
また、地域の行事などに積極的に参加し、地域住民に自分をアピールしておく事も大切です。地域とのつながりを築いておけば、土地家屋調査士の場合はそこから仕事につながる事も多々ありますので、後々独立開業した際に有利になります。

 

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いかがでしたでしょうか。
土地家屋調査士は、それほど高額な機材が必要な訳でもありませんし、事務所なしでも仕事ができるため、独立開業の敷居はそれほど高くありません。ただし、継続的に仕事を貰い事業を存続できるかが壁となってきますので、その点の対策をよく準備しておく事が大切です。

【参考】土地家屋調査士の独立・開業のしかた

 

 

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